’90年代に熱中したヴィンテージ顔のデニムが今また、穿きたい気分!
平成に流行ったモノやコトの人気が今また、再燃中。そのせいかわからないが、当時ハマったヴィンテージテイストのデニムが気になっている人も多いのでは!? そのブームの中心にいた〈エドウイン〉が、その気持ちを受け止めてくれる!
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EDWIN
元号が変わってからまだ5年めだけれど、巷は“平成レトロ”ブームなのだとか。たとえば、スマホのカメラの高性能化がこれだけ進んだ時代なのに、平成真っ只中に大流行したレンズ付きフィルムの人気が再燃中。ストリートファッションにおいては、裏原系ブランドの人気がじわじわと復活の兆しで、当時を知らなかった世代もそのスタイルを取り入れはじめている。海外から人気に火がついた“Y2Kファッション”も、時代的にはこの流れとシンクロしているのかと。
こうしたうねりは、街のそこかしこで感じることができるが、平成でさえもはや“レトロ”と呼ばれてしまうことに、若干戸惑いを覚える大人も少なくないかもしれない。ただ、あの頃、一世を風靡した〈エドウイン〉の“505”が、さらに魅力的になって帰ってきたことは、歓迎すべきニュースでは!?
“505”といえば、ヴィンテージデニムが大流行した1990年代に“ニューヴィンテージ”というコンセプトを打ち出し、国産のオリジナルセルビッジデニムによるクオリティの高さで絶大な人気を誇った。それが今、パワーアップして復活を果たしたのだ。そのひとつが、こちらの“505 Z”。これは、ジーンズがワークウエアだった1940年代の骨太なワイドストレートシルエットを現代に甦らせたモデル。
均一な糸が紡績できなかった当時のデニムを再現すべく、経糸に2種類のムラ糸、緯糸に茶綿を採用。これをシャトル織機で甘めのテンションで低速織りし、独特の風合いを表現することに成功した。ワーカーたちの日々の労働で生まれたヒゲやアタリに加え、ヤレ感や汚れまでも再現したこだわりと技術力の高さは、さすがの〈エドウイン〉だ。なにより嬉しいのは、年を重ねて風格を増した今だからこそ、このヴィンテージスタイルが映えること。これは体験するしかない!?
色は写真の“ダークユーズドウォッシュ”のほか、ワンウォッシュ、ミッドユーズドウォッシュの3色から選べる。“505”ではこの“505 Z”に加え、ゆったりストレートの“505 ZX”、テイパードしたレギュラーストレートの“505 ZXX”を含む全3型をラインナップ。1万7600円(エドウイン/エドウイン・カスタマーサービス)
●エドウイン・カスタマーサービス
TEL:0120-008-503
雑誌『Safari』11月号 P300掲載
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photo : Mika Miyamoto text : Takumi Endo