Safari Online

SEARCH

CULTURE カルチャー

2021.02.12


まさかの展開に驚きっぱなし!『秘密への招待状』

基本的に映画とは、あらかじめ“こういう物語”という大枠を知ってから、観るかどうか決めるもの。とはいっても、すべてを知っては面白くないのは言うまでもない。できるだけ最小限の知識で観はじめれば、不意打ちの展開だって心から楽しめるからね。しかも、そんな驚きのある作品のほうが記憶に残りやすい。タイトルに“秘密”とある本作は、そう、このパターンだ。

 

 
『秘密への招待状』
胸アツなポイントは?
“衝撃の真実は、新たな秘密へ入り口でしかない!”



というわけで、基本の設定だけ紹介すると……インドで孤児たちの世話に身を捧げるイザベルのもとに、多額の寄付をしたいという連絡が届く。申し出たのは、メディア会社を経営するテレサ。しかしそれには1つだけ条件があった。それは、イザベルがテレサに直接会いに来ること。そこでNYへ向かったイザベルだが、なぜかテレサの娘の結婚式にまで出席するよう引き止められ、なかなかインドに戻れない。

この作品、2006年のデンマーク映画『アフター・ウェディング』のリメイク。アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされ、日本でも公開されたので観た人もいるかもしれない。が、こうして再生されるということは、面白さを備えた物語の証明!

オリジナル版では、イザベルとテレサに相当する役が男性だったが、今回は女性に変更。イザベル役がアカデミー賞4回ノミネートのミシェル・ウィリアムズで、テレサ役が同じく4回ノミネート、1回受賞のジュリアン・ムーア。実力派キャストの本領発揮というムードが充満。

“秘密”といってもミステリーや謎解きではなく、登場人物の抱えた秘密が物語を大きく動かしていくので、高度な演技力に引きこまれる感覚だ。意外な展開は1回だけでなく、何度か襲ってくるのも本作の特徴。さらに、イザベルが宿泊するホテルや結婚パーティなど、NYでのラグジュアリーな面も要所に登場するので、旅行気分を満喫できる。そこも本作の大きな魅力だ!

『秘密への招待状』
原作/スサンネ・ビア、アナス・トーマス・イェンセン 製作・監督・脚本/バート・フレインドリッチ 出演/ジュリアン・ムーア、ミシェル・ウィリアムズ、ビリー・クラダップ 配給/キノフィルムズ 
2019年/アメリカ/上映時間112分

2月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー

 
文=斉藤博昭 text:Hiroaki Saito
〈アメックス〉のスモール・スポンサーシップ・パートナーズも参加!『サファリ・オープン』で特別な1日を体験!
SPONSORED
2025.12.24

〈アメックス〉のスモール・スポンサーシップ・パートナーズも参加!
『サファリ・オープン』で特別な1日を体験!

今年で3回めの開催となった、本誌『サファリ』主催のゴルフイベント『サファリ・オープン 2025』。毎年、様々なコンテンツやアクティビティでも話題となるこのコンペ。今回はさらに斬新なサービスも加わり、熱い盛り上がりを見せていた。そんな大盛況…

TAGS:   Lifestyle
知的なムードが漂う〈トム フォード アイウエア〉の新作!大人の品格を宿すクラシックな1本!
SPONSORED
2025.12.24

知的なムードが漂う〈トム フォード アイウエア〉の新作!
大人の品格を宿すクラシックな1本!

大人のコーディネートは、小物選びで“品格”が決まる。特に顔まわりの印象を左右するアイウエアは、手を抜けない重要パートだ。そこで注目したいのが〈トム フォード アイウエア〉の新作。繊細でクラシカルなフォルムが目元に知性を添え、冬スタイルを格…

TAGS:   Fashion
今、〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない!デニムにこだわるならメイド・イン・ジャパン!
SPONSORED
2025.12.24

今、〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない!
デニムにこだわるならメイド・イン・ジャパン!

タフで男らしい大人のカジュアルに欠かせないデニムは、今、王道の骨太な1本が人気。なかでも2023年に復活し、昨今のトレンドも相まって注目されている〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない。デニム本来の武骨な魅力やヴィンテージ感を気軽に楽…

TAGS:   Fashion Denim
クオリティにこだわった〈センテナ〉の新作アウター!今、着たいのは大人仕様のミリジャケ!
SPONSORED
2025.12.24

クオリティにこだわった〈センテナ〉の新作アウター!
今、着たいのは大人仕様のミリジャケ!

カジュアル好きの男にとって、ミリタリー系のアウターは昔から定番。とはいえ、いい年の大人になるとガチの軍モノは、マニアックすぎて少々着こなしにくいのも事実。ならば、洗練された大人仕様の1着を。〈センテナ〉のミリジャケなら武骨なデザインはその…

TAGS:   Fashion

loading

ページトップへ