ゾンビ映画は笑えるのが一番!? 『ゾンビランド:ダブルタップ』
日本映画でも昨年、『カメラを止めるな!』が大ヒットしたように、今や映画の一大ジャンルを築いているのが“ゾンビムービー”。もちろんゾンビ映画は怖くてパニックに陥る設定が主流だけど、これだけのブームになると作品も多様化。ついには“笑えるゾンビ映画”が誕生し、大ヒットを果たした。それが『ゾンビランド』だ。で、その10年ぶりの続編が本作というわけ。
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『ゾンビランド:ダブルタップ』
ムネアツなポイントは?“ゾンビ相手に悪ふざけするノリに抱腹絶倒!?”
世界中がゾンビだらけになった状況で、生き残った人間はごくわずか。前作『ゾンビランド』の主人公4人組もなんとかサバイバルに成功。新たな隠れ家としてホワイトハウスで生活している。そんな彼らがよせばいいのに、エルビス・プレスリーの“聖地”であるグレイスランドに向かう物語。新たに全身ピンクでキメたギャルが加わるなど、コメディのノリは、さらにフルスロットル。ゾンビたちもさらに進化し凶暴になるなど、アクションの過激さも前作を超えている(前作は、過激さが少ないと不満の観客もいたらしい!?)。
なにより嬉しいのは、メインキャストが復活しているということ。エマ・ストーンは『ラ・ラ・ランド』でオスカー女優になったし、ジェシー・アイゼンバーグやウディ・ハレルソンも前作の後にアカデミー賞にノミネート。今やハリウッドのトップスターに君臨する彼らが『ゾンビランド』の続編なら……ってことで再結集。しかも10年前と変わらぬ、ふざけたノリで楽しそうに演じているのは、ホント、微笑ましい! そしてエンドクレジットのオマケ映像も痛快さを極めているので、最後までお観逃しなく!
『ゾンビランド:ダブルタップ』
製総・監督/ルーベン・フライシャー 出演/ウッディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン 配給/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2019年/アメリカ/上映時間99分
11月22日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー