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2021.04.08


出来がよすぎて悩ましい! 〈メルセデス・ベンツ〉S 400 d 4MATIC

消費マインドも時代とともに徐々に変化。「いつかは“よいモノ”を使いたい」ではなく、「若いうちから“ホンモノ”を知りたい」な〜んて考える人が増えているんだとか! まさにコレを読んでいる『Safari Online』読者諸兄なんて、そう考えているドンピシャ・ゾーンに入るんじゃない?

クルマでいえば、各高級車ブランドもそんな消費マインドをちゃ~んと先取りしている。コンサバなクルマにこそ、若年層を取り入れるべく、先進安全装備をじゃんじゃん導入している感じアリアリなのだ。

この“キング・オブ・セダン”だってもちろん例外じゃない。そう、〈メルセデス・ベンツ〉新型Sクラスだ。すでに公開されているTVCMにも、テニスプレーヤーのロジャー・フェデラー、シンガーのアリシア・キーズ、そして〈メルセデス・ベンツ〉といえばのF1ドライバー、ルイス・ハミルトンなど、若々しいセレブを一気に起用していることからも明らか。じゃ、実際乗ってみるとどんな感じ? 

 
今回チェックするのは、そんなヤングセレブ層にもきっとウケのいい、ディーゼルエンジンモデル、S 400 d 4MATIC。ガソリンエンジン版のS 400 4MATICと、さらにそれぞれのロングボディ版も用意されているが、やはり若々しくハンドリングに優れたショートこそヤングセレブにウケそうな予感だ。 

 
全長5180×全幅1920×全高1505mmのディメンションで、ボディサイズはまさに威風堂々。しかし、押し出し感はややスポイルされ、威圧感というよりは少し優しさを感じさせるようなルックスになっている。 


圧巻なのはインテリアだ。美しいレザーが張り巡らされ、クラフトマンシップあふれる細かなステッチはオートクチュールのよう。さらに、その“伝統”に、お馴染み「ハイ、メルセデス!」の先進ユーザーインターフェースMBUXがさらに進化して搭載されているのだ。

写真はS 400 d 4MATIC ロング

実はこのSクラス、欧州ではすでに手放し&よそ見運転可能なレベル3の自動運転を叶えている。日本には法規の事情でまだよそ見までは可能にされていないが、インターフェースは確実にレベル3対応のソレが導入されているのは頼もしい。

さらに、驚くほど大きな画面がセンターコンソールに用意されたことにも注目したい。タッチパネル式で、情報はいくつかに分散されて表示されるから、上にナビ、下にエアコンと、欲しい情報をまとめていっぺんに確認することができる。また、ナビ中のルート表示には、仮想現実のビジュアルが映し出される。つまり、フロントカメラで取りこんだ画像に、進行方向を示す紫のラインを重ねるという、かなり未来感のあるナビゲーション。さらに「ハイ、メルセデス」の音声認識型AIもかなり進化したと実感した。ボイスコマンドにはミスなく反応するし、ルート案内などの正確性も恐ろしいほどに向上している。 

 
肝心のディーゼルエンジンだが、同社でお馴染み、直6ディーゼルターボの“OM656型”に9速ATの組み合わせ。実はガソリンエンジンモデルはマイルドハイブリッドが搭載されたため、ピュアな内燃機関はディーゼルのみに限定されてしまったSクラス。今後、おそらくハイブリッド化の波はSクラス全体に押し寄せるだろうから、今買えるうちに「絶対にこの656型には乗っておいてほしい!」と思うほど、ボディとの相性もベストマッチ。トルキーなのに置いて行かれ感のない、滑らかで贅沢なSクラスフィールを実現しているのだ。

しかしコレ、若いうちに乗ったら「次は一体何に乗るの?」ってくらいの名品かも。う~ん、悩ましい! 

 

気になるスペックは?

★DATA 〈メルセデス・ベンツ〉S 400 d 4MATIC
●全長×全幅×全高:5180×1920×1505mm
●車両重量:2090kg
●ホイールベース:3105mm
●エンジン:3ℓ直列6気筒DOHCターボチャージャー付き
●最高出力:243kW(330PS)/3600~4200rpm
●最大トルク:700Nm(71.4kgm)/1200~3200rpm
●トランスミッション:9速AT
●駆動方式:四輪駆動
●税込み価格:1293万円 

 

 
Information

●メルセデス・コール
TEL:0120-190-610

文=今井優杏 text:Yuki Imai

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