〈グラハム〉の新作は
武骨だけど超軽量なトリガー時計!
見た目の印象にたくましさを加えるにはどうしたらよいか? 手元に武骨な腕時計をサッと投入するのも、その方法にひとつ。「でも、武骨なモデルだと重たいからな……」。いえいえ、そんなことはございません。チタンやセラミック、カーボンなどの新素材を採用したモデルなら、ガッチリとした見た目でも、実は超軽量。軽〜いつけ心地が楽しめる。で、そんな武骨にして超軽量な1本に新顔が登場したのでご紹介したい。それが〈グラハム〉のクロノファイター スーパーライドカーボン トランスルーセント。トリガーを備えた見た目は、武骨そのもの。けれども、ケース素材に新しいカーボンベースの新素材を採用しているから、とっても軽い!
〈グラハム〉のクロノファイターは、もともと英国空軍のために作られたタイムピース。グローブを外さずに時間が計れるようにと、この独特のトリガーが備えられたそう。このトリガーを押すだけで、クロノグラフのスタートとストップ機能を操作ができる。ケースの左側に配置されているのは、親指で素早く操作ができるようにとの配慮からだ。
そのクロノファイターの新作はクロノファイター スーパーライトカーボン トランスルーセント。名前にあるとおり、ケースに新しい素材ライトウェイト・トランスルーセント・マトリックス(以下LTM)カーボンを使用しているのが特徴だ。
〈グラハム〉がスイスのパートナー企業と共同で開発したLTMカーボンは、赤く着色されたエポキシ樹脂と金属化したカーボンファイバーで構成。炭素繊維を可視化した見た目はなんともワイルドでエネルギッシュ。その上に置かれたベゼルは、3Kブラックカーボン製。編みこんだようなツヤのある模様が実にスタイリッシュだ。
文字盤は、ブラックベースのスケルトンタイプ。9時位置に30分積算計、3時位置に秒表示のサブダイヤルを配している。クロノグラフ秒針とサブダイヤルの針はLTMカーボンと同じ赤色で彩色。アワーマーカーや分目盛、時分針にホワイトのスーパールミノバを塗布。視認性の確保にも抜かりがない。
ケース径47mm、自動巻き、LMTカーボンケース、ラバーストラップ、100m防水。135万円(グラハム/DKSH ジャパン)
ストラップはブラックのラバー製。そこにギョーシェ彫りのクル・ド・パリ装飾を思わせるデザインが施されている。
どうです、〈グラハム〉の超軽量な武骨時計。これなら、タフでワイルドな見た目を保ちつつも、軽〜いつけ心地が楽しめるはず。「時計、重たそうですね」「いやいや、実は軽いんですよ。着けてみます?」な〜んて、女性と親密になるきっかけにも使えるかも!?
●グラハム(DKSH ジャパン)
TEL:03-5441-4515