本気で楽しく遊べる激レア“モトクロッサー”!〈ハスクバーナ 〉250
世界中のバイクコレクターが注目しているオークションサイト〈アイコニックモーターバイクオークション〉のプロジェクトマネージャーとして活躍しているアリステア。日頃から様々なバイクを目にしている彼の愛車はバイク好きになるルーツを感じる希少なモデルだった!
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- カリフォルニアのモーターサイクリスト! vol.34
[アリステア・ナッシュ]Alistair Nash南カリフォルニア出身。物心ついた頃から父とダートバイクを楽しみ、20代前半で免許を取得後、旧車の魅力に目覚める。現在はモーターサイクルショップのオークション部門で活躍。iconicmotorbikeauctions.com
ダートバイクでジャンプしている父の輝かしい瞬間を切り取った写真を眺めては「いつか自分もバイクを自在に乗りこなしてみたい」と憧れるようになったというアリステア。免許取得後は、友人の影響でヴィンテージバイクの奥深さにどっぷりと浸かり、現在も所有しているはじめて買ったバイク(1979年製〈ヤマハ〉)の購入理由も、友人がNYからLAまでこのバイクで旅をしたという“特別な歴史”に惹かれたからだそう。
単なるヴィンテージバイク好きではなく、1台ごとにたどってきた“ストーリー”も品定めする際の重要なポイントになるのだそう。そんな旧車愛の深い彼が今、夢中になっているのがスウェーデンブランドの〈ハスクバーナ〉250。オフロードバイクだけに、あらゆる環境に耐えうる強靭なフレーム、軽量でスムースなハンドリングをはじめ多くの優れた走行性能を持ち合わせている。
「平日に働いた分、週末はこのバイクでマリブ周辺のキャニオンの奥地でモトクロスを楽しむのが最高のご褒美」オン・オフともにバイク漬けの“楽しい”生活はこれからも続いていきそうだ。
愛用のヘルメットは、モトクロスに適した〈ビルト〉のヘルメット。いろんな格好とコーディネートしやすいホワイトをチョイス
ブーツはイタリア製のヴィンテージ。プロテクション的にもくるぶしまで隠れるショート丈がベスト
安定した走りをサポートする単気筒エンジン。まだまだ絶好調なエンジン音が冒険心を掻き立てる
マフラーはホイールやフォークに合わせてゴールドに塗り替え統一感あるスタイルに
〝ハイウェイ101〞からオフロードに入るとマリブレイクにアクセスできるキャニオンがある。このエリアは意外と人が少なく、安全にモトクロスを楽しむための絶好のスポットになっている。大自然いっぱいで、景色が最高なのも魅力!
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photo : Kentaro Minato(Seven Bros. Pictures)
text : Momo Takahashi