疾走感あるカスタムが目を引くレーサー仕様！ 〈ラベルダ〉1200
モーターサイクル関連の職に就き、公私ともにモーターサイクルライフを満喫中のダニエル。そんな彼が今、夢中になっているのが、走りの感性を刺激するイタリア発の粋なブランドの1台。
- SERIES：
- カリフォルニアのモーターサイクリスト！ vol.31
［ダニエル・リフ］Daniel Riff
10代の頃は、アスリートとしてトレーニングを受け、トレーナーの道を志すも方向転換し、友人と起業。2年前からバイク専門店でパーツ販売や車両オークションを担当している。iconicmotomarket.com
ダニエルとモーターサイクルとの出会いはコロナ禍の頃。その状況をポジティブに捉え、どう満喫するかを考えていたときだった。それが今ではモーターサイクル専門店でオンラインマーケッターとして働くほどのモーターサイクル好きに。そんな彼の愛車はあざやかなオレンジが目を引く〈ラベルダ〉1200。マニアの間でもこのカスタムは珍しく、街を走るたびに注目を集めるようで、そのたびに自分の選択に間違いはなかったと感じるという。
「元々オーナーとは知り合いだったんだけど、彼が売りに出す前に、ちょうどバイクを探している僕のことを思い出してくれたんだよ。しかも、破格な値段で売ってくれたんだ！」と語る。
多彩なカスタムが施されているが、これは前オーナー時代からそのままを維持している。古い個体なので、日常的な手入れは怠れないが、そうすることで微妙な状態の変化にも気がつき、早めの対処ができるという。基本的にはどこへ行くのもこのバイクで移動しているが、近いうちにヨセミテ公園までのツーリング旅を計画中。楽しみはまだまだ尽きない！
ソフトで動きやすいバッファローレザー製のライダースジャケット。非日常的な動きにも追随し、運転＆安全をサポート。真夏のツーリングにも活躍する便利な一枚
ヘルメットは〈ベル〉のフルフェイスを愛用。バブルシールドを取り付けて、クラシックな雰囲気に
2連ヘッドライト＆ヴィンテージのレース用プレートでデコレーション
テールカウルのサイドにはフロントと同じゼッケンナンバーをあしらった
走って一番楽しいのは地元ライダーの定番パシフィック・コースト・ハイウェイ。晴れた日に海沿いを走るのが格別。オフィスに近いサンタモニカ周辺はレストランが多いので立ち寄ることも多い。
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雑誌『Safari』2月号 P194掲載
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photo : Kentaro Minato（Seven Bros. Pictures）
text : Momo Takahashi
