特別な日に選びたい〈ヴーヴ・クリコ〉“ローズラベル”!
シャンパンの価値は200年の“ルーティン”にあり⁉
特別な日にグラスを傾けるならば、やっぱりシャンパンを選びたい。キメ細かい泡立ち、芳醇な香りが大切な空間をさらに盛り上げてくれるのは、ご存じのとおり。で、数あるシャンパンの中で、是非“今年”味わっておきたいのが、〈ヴーヴ・クリコ〉の“ローズラベル”。さて、その理由とは……?
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熱狂した平昌オリンピックも無事に閉幕。チームジャパンにとっては冬季五輪史上最多のメダル獲得と、歴史に残る素晴らしい大会となった。なかでも印象的だったのが、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手。ファンの心配を一瞬のうちに打ち消したショートプログラムの4回転ジャンプ、魂を揺さぶられたフリースケーティングの4分半の演技。王者の貫禄で66年ぶりの五輪連覇を果たした。そんな出色の出来栄えを導き出したひとつが、彼の“ルーティン”動作かも。演技直前、リンク中央に向かう最中に十字を切るような仕草を行う。これはカラダの縦軸を真っすぐに、横軸を平行に保つことを意識するために行っている羽生選手独特の“ルーティン”だ。自らの能力を引き出す動作を見つけ出し、それを継続することで最高の価値を生んだ瞬間だった。
〈ヴーヴ・クリコ〉の“ローズラベル”は、1818年に誕生して以来、その伝統的な製法を変えずに作り上げているロゼシャンパンだ。「品質はただひとつ、最高級だけ」。ブランドの礎を築いたマダム・クリコのこの言葉に象徴されるように、2世紀にわたり世界最高レベルのシャンパンを発表し続けている。なぜ、最高級といわれているのか? 1800年当時、ロゼシャンパンは一般的に落葉低木植物エルダーの果実、エルダーベリーの抽出物を混ぜる着色法で製造されていた。これに満足しなかったマダム・クリコは、高品質の赤ワインと白ワインをブレンドする製法を思いたつ。それにより、味わい、香り、色彩と際立った個性を兼ね備えた、新たなるロゼシャンパンを生み出すことに成功したのだ。
確立されたそのブレンド法を、歴代の醸造家たちが今日まで変えることない“ルーティン”として守り続け、2018年の今年、200年という節目を迎えることになった。これこそが、“最高”の称号を得ている所以。なにしろ最高レベルに到達しても、それをずっと続けていくのは至難の業。称賛に値するのは、“最高”であり続けるために“なにをしてきたか”ということかもしれない。
五輪の金メダル連覇と最高級のシャンパン。頂点を極め続けるための秘訣は、ともに最高を作り出す“ルーティン”ワークがあってこそ!?
マダム・クリコ(バルブ・ニコル・ポンサルダン)。1772年に創業したヴーヴ・クリコ社を、夫に先立たれた1805年に継承。ロシア宮廷への輸出や、貴族らへのシャンパンの献納で成功を収めた。
ルミアージュの際に使用するこの動瓶台もマダム・クリコが考案したといわれている。ルミアージュとは瓶内2次発酵によって生じる澱を瓶口に集めていく作業のこと。これにより濁りのない澄んだシャンパンができあがる。
●ヴーヴ・クリコ ローズラベル(750ml)
価格:8000円
●MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社 モエ ヘネシー マーケティング部
TEL:03-5217-9738
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