波乗り好きはもちろんだけど、そうでない人も、海に行きたくなる季節がやってきました! デートなんかで行くのもいいですよね。そんなとき、「あれっ、サーファーだったの?」と思われるくらい海近くならではのファッションをお届け。彼女も見直すかも!?
大人のお洒落コーデをもっと見たい人はコチラ!
リネンのシャツにあり!
波乗りの後にデートを入れるなんて……。だって、海行くときの楽ちんな格好と、きれいめに見せたいデート服とは違うからね。でもコレが、ちょっとしたひと工夫で海から街にひとっ飛びできたら? こんな嬉しいことはない。というわけで、今回は海街両用コーデをご紹介。まず、波乗りに行くときには、海に馴染むブルーのTシャツにサンセットカラーのデニムパンツ。どちらも褪せた色を選んでおくとヴィンテージ感が出て、派手色も大人っぽく仕上がる。ここまではいつもどおり。で、肝心なのがここからデートに向かうとき。といっても、コレも難しくない。なぜなら、1枚シャツジャケを羽織るだけだから。でも、なんでもいいってわけじゃないからご注意を。気をつけるべきは素材。ここに硬めの生地を羽織ると、海上がりのカジュアルスタイルにはそぐわずチグハグになる可能性大。だから、選ぶべきは柔らか素材だ。たとえば、写真のようなリネンの上質シャツ。見た目にもリッチでリラックス感があるから、海スタイルを上手に格上げしてくれるはず。もちろん着心地だって最高。デートで頑張りすぎると、逆に彼女に引かれちゃうなんて失敗もあるけど、コレなら、カジュアル感とリッチ感が上手に相まって、こなれたデート服に。結果、海と街どちらにも洒落たスタイルで行けるという。どう? これ、この週末からできるんじゃない?
リネンシャツジャケット4万9500円(ジャンネット/トヨダトレーディング プレスルーム)、Tシャツ1万1000円(ズマ カリフォルニア/RHC ロンハーマン)、デニムパンツ3万5200円(PT トリノ デニム/PT ジャパン)、ミラーサングラス3万4320円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、スリッポンスニーカー1万3200円(コンバース/コンバースインフォメーションセンター)
海を感じるシェルネックレスを!
今季、大人のカジュアルアイテムとして市民権を得たメキシカンパーカ。たっぷりシルエットと、ゆる~く開いた首元が一番の特徴だ。で、このメキパをもっとお洒落に着こなすにはどうしたらいいのかっていうのが今回のお題。人気のアイテムのため、この夏着る人は多いでしょ。ならば、少しでも差のつくコーデにしたいからね。まずは、メキパには、潮っぽいコーデュロイのショーツだとサマになる。コレを基本にしてポイント作りをしていこう。で、やっぱり特徴的な開いた首元を上手に使うことが効果的なはず。メキパ1枚でもセクシーだけど、より胸元に視線を集めるために、今回はネックスレスを投入したってわけ。小物で遊ぶって、余裕のあるお洒落に見えるから、やらない手はない。なかでもどんなネックレスが相性いいかというと、それはパーカの柄によって違ってくるのだけど、こんなふうなレトロなボーダー柄はサーファー感が強いので、それに似合うものが最適。たとえば、ここでつけたシェルネックレスなんて気分。ほかにも、ターコイズなどの石が使われたものなら、リラックスした海好き男が演出できるってもの。さらにこの雰囲気を加速させるなら、胸元にとどまらず、手元にもサーファーらしいシルバーのバングルなんてどう? コレ、西海岸サーファー顔負けの潮っぽさ満載じゃない? 大人なら、このくらいメキパを洒落た感じで着こなしたい!
メキシカンパーカ1万4300円(デルソル/ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店)、コーデュロイショーツ1万3200円(オーシャン パシフィック/ハンドイントゥリー ショールーム)、手に持ったコットンニット5万4450円(ストーンアイランド)、シェルネックレス1万2100円(サンク/ハンドイントゥリー ショールーム)、サングラス4万1250円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、シルバーバングル11万円(ハリソン・ジム/マライカ ミティ 青山店)、トングサンダル1万7600円(アイランドスリッパ×ジャーナル スタンダード/ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店)
サンドがカギ!
着こなしに取り入れると、一気に夏らしくなるのが淡色。このコーデで使っているようなパープルや白、ほかにもピンクやグリーンなどのパステルカラーは夏にはもってこいの色。でも、トップもパンツも、こういった色を使った際に発生するのが“ぼやけ”問題。なんだか、全体に締まらないな~という印象に……。そこで、今回は淡い色を思いっきり使っても大丈夫なテクニックを紹介しよう。それが、“黒サンド”だ。コーデを見ていただければわかるとおり、頭と足元に黒を使って淡い色を挟むというテク。今回は淡いパープルのショーツに、白のパーカを合わせたサーフコーデ。パーカの裾からチラ見せしたTシャツも、淡いパープルのタイダイだから、これだけだと思ったとおりちょっとボケる。で、この淡くて明るいカラーリングを黒キャップと、黒スニーカーで挟みこんだってわけ。頭と足元をしっかりと引き締めるだけで、ほら、洋服自体が淡い色でもぼんやりしない。コレ、すっごい簡単なのに効果抜群でしょ? しかも、黒キャップと黒スニーカーはそれぞれニット帽や、サンダルに変更しても大丈夫だし、定番色だから手持ちのものでトライできるはず。このテク、覚えておいて!
パーカ2万5300円(トラディショナル ウェザーウェア/トラディショナル ウェザーウェア 青山店)、Tシャツ1万9800円(ロンハーマン)、ショートパンツ1万3200円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、キャップ6600円(RHC/RHC ロンハーマン)、サングラス3万9600円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、スニーカー9900円(ヴァンズ ボルト/ブルーウッド バイ ハンドイントゥリーPR)
色感で大人の色気を!
変わらず、海を愛してやまない皆さん。好きなものは変わらないというマインドはとても大事だし、ブレない男は素敵。だけど、もしかして海で着るファッションも若い頃のまま……なんてことはないよね? 体型や肌のツヤだって、変わっている。なのに、あの頃のままの服装でいるのは、かえって老けて見えるかも。そこで、今回は大人の男にぴったりのサーフコーデを紹介。写真を見ていただければわかるとおり、使っているアイテムには、大きな変化はない。メキシカンパーカにショーツ合わせ。いかにもサーファーな組み合わせ。だけど、受ける印象がまるで違うでしょ? 落ち着きがあって、余裕のある雰囲気。そしてちょっと色気すら感じる。その理由が“チャコールグレー”をメインに、全体をベーシックカラーでまとめているということ。昔は結構派手なメキシカンパーカとか着ていたよね? それを、こんなチャコールグレーにするだけでかなり印象が変わる。だけど、ゆるっとしたメキシカンパーカ特有の表情は出るから、サーフマインドは損なわれない。あとは、ショーツも控えめな色に。あと、ビーサン代わりに、リカバリーサンダルという選択を。びっくりするくらい軽くて話題の〈ウーフォス〉なら、大人サーファーの疲れた足もしっかり労ってくれるよ!
メキシカンパーカ1万9800円(アーモンド/トライオン)、ボードショーツ1万3200円(サタデーズ ニューヨークシティ)、ネイティブ柄ブランケット9900円(スノーピーク)、サングラス3万6300円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、サンダル6380円(ウーフォス/アルコインターナショナル)
●RHC ロンハーマン
TEL:0120-008-752
●コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819-217
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●PT ジャパン
TEL:03-5485-0058
●ルックスオティカジャパン カスタマーサービス
TEL:0120-990-307
●ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店
TEL:03-6434-1079
●ストーンアイランド
TEL:03-5860-8360
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
●マライカ ミティ 青山店
TEL:03-3797-6679
●アイヴァン 東京ギャラリー
TEL:03-3409-1972
●ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
TEL:03-3401-5001
●トラディショナル ウェザーウェア 青山店
TEL:03-6418-5712
●ブルーウッド バイ ハンドイントゥリーPR
TEL:03-3796-0996
●ロンハーマン
TEL:0120-008-752
●アルコインターナショナル
TEL:06-6563-7346
●サタデーズ ニューヨークシティ
TEL:03-5459-5033
●スノーピーク
TEL:0120-010-660
●トライオン
TEL:03-5820-7785
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takeshi Yanagawa、Takumi Tagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です