後ろ姿にも貫禄が漂う!?
格上ブランドの新作“デニムパンツ” 7選!
短丈アウター流行りのこの冬、いつも以上に存在感を発揮しそうなのがデニムパンツ。ボトムが目立つ着こなしだからこそ、シルエットや加工感でまわりと差をつけるチャンスだ。さらにロング丈では隠れてしまうバックパッチが見えやすいから、後ろ姿をより印象的に魅せることもできる。となると、やっぱりバックパッチに威力のあるラグジュアリーブランドの新作デニムが気になる!
12万円(ディオール/クリスチャン ディオール)
ファッションから音楽まで幅広い影響を与えたスタイリストの巨匠、ジュディ・ブレイムへのトリビュート・コレクションから登場した1本。秋冬らしい落ち着いた雰囲気のグレージュカラーに、ウォレットチェーンのような“DIOR AND JUDY BLAME”のエンブロイダリーがキャッチーさを添える。定評のあるスリムフィットのシルエットや、定番化している腰骨のラインに入ったステッチも、もちろん健在。後ろからも刺繍がチラリと見えるのが心憎い!
7万5000円(グッチ/グッチ ジャパン クライアントサービス)
ほどよくストーンウォッシュされたデニムに大胆なダメージ加工を施し、1980~’90年代のグランジを彷彿とさせるアンダーグラウンドな雰囲気に仕上げた1本。ブラックレザーにゴールドのエンボスを施したバックパッチがこれまたかっこいい。さらにデニム地にはオーガニックコットンを使用。裁断過程で生じた端切れをすべてアップサイクルする“Gucci Up”プログラムの対象商品となっている。
6万6000円(セリーヌ オム バイ エディ・スリマン/セリーヌ ジャパン)
エディ・スリマンが手掛ける〈セリーヌ〉の新作は、ストイックさが際立つスキニーシルエットのブラックデニム。バックパッチやリベットすらも省略した、究極のミニマルデザインだ。やや光沢感のある黒が力強い印象で、冬のブラックコーデにメリハリをつけるには最適。見た目は細身ながら、軽いストレッチ入りで穿きやすいのも魅力。
10万5000円(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
実際に何年も穿き続けたようなリアルなヴィンテージ加工が光る〈サンローラン〉の新作デニム。裾上げした痕跡のような加工や、太めのまま緩くテイパードしたシルエットなど、かなり個性的かつ遊び心に富んだ作りになっている。今季の〈サンローラン〉はヴィンテージ風の加工感にこだわったデニムが豊富。ワードローブに取り入れるだけで、レトロな味わいのあるスタイルが実現しそう。
2万5000円(ボス/ヒューゴ ボス ジャパン)
カーキに近いグリーンの色合いが美しいイタリア産セルヴィッジデニムを使用した1本。ヒップまわりに余裕をもたせたバランスのいい細身シルエットで、ストレッチ入りのため動きやすさも十分。青デニムよりもシックで上品だから、デートなどのシーンでも大活躍してくれるはず。トップに黒のニットやコートを合わせて、旬の黒×茶コーデにトライしてみるのもよさそう。
5万8000円(エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
うっすらと色落ちしたブラックデニムに、ゴールドのスプラッシュといわれるペンキ撥ねや金具使いが映える。ストレッチ入りのスキニーシルエットという点もユニーク。バックパッチのロゴも黒地にゴールドの配色になっており、バックポケットにはイーグルのメタルエンブレムがあしらわれている。ゴージャス&スタイリッシュな雰囲気で、思わず夜遊びに出かけたくなる!?
7万2000円(ステラ マッカートニー メンズウェア/ステラ マッカートニー カスタマーサービス)
センタークリース入りのゆったりとしたテイパードシルエットと、スラントポケット仕様になった上品な作りが持ち味のペインターパンツ。膝下のステッチは飾りではなく、しっかり裏に布を当てて補強されている。力強く骨太な雰囲気でありながら、軽いストレッチ入りで動きやすいのも心憎い。いつものデニムとの違いを出せて、なおかつ実用性も高い1本といえそう。
●グッチ ジャパン クライアントサービス
TEL:0120-99-2177
●クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120-95-2746
●ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070
●ステラ マッカートニー カスタマーサービス
TEL:03-4579-6139
●セリーヌ ジャパン
TEL:03-5414-1401
●ヒューゴ ボス ジャパン
TEL:03-5774-7670
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text:Kunihiko Nonaka(OUTSIDERS.Inc)