“アルマーニ / アルキビオ”の第2章がついにスタート!
50年にわたるブランドのヘリテージを再解釈し現代に!
〈ジョルジオ アルマーニ〉の創立 50 周年を記念し、2025 年にスタートしたプロジェクト“アルマーニ / アルキビオ”。ブランドの大きな財産ともいえるアーカイブコレクションを体系的に管理し、そのヘリテージを継承しながら過去と未来を結ぶ。そんなインタラクティブなプラットフォームとして、ブランドの50 年にわたる創造性・一貫性・進化を体験できるユニークなプロジェクトだ。今回紹介するのはその第2章というべきもの。過去のアーカイブを忠実に再現し、販売するというかつてない試みとは⁉︎
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2025 年にプロジェクトをスタートした “アルマーニ / アルキビオ”。その第2章は1979年から1994年までに発表された〈ジョルジオ アルマーニ〉のコレクションの中から、象徴的なメンズ&ウィメンズの13ルックを忠実に再現し、販売するというもの。そして誤解してほしくないのは、これが“帝王”ジョルジオ・アルマーニという人物を偲び、そのノスタルジックな思いから復刻するというプロジェクトではないということだ。
〈ジョルジオ アルマーニ〉1987年SS広告キャンペーンより
そもそも〈ジョルジオ アルマーニ〉というブランドは、たったひとりのデザイナーが50年の長きにわたりデザインの指揮をとってきた数少ないブランドだ。多くの有力ファッションメゾンでは3〜5年で、長くても10年ほどでデザイナー(ディレクター)は交代する。1、2年で替わることも、それほど珍しいことではない。これは自らの名を冠したレーベルを立ち上げたオーナー・デザイナーであったからこそ、と言えなくもないが、理由は決してそれだけではないだろう。常に完璧であることを求め続けるジョルジオ・アルマーニの気質が、きっとそうさせてきたのに違いない。
デザイナーが替わることで、当然ブランドのクリエイションは大きく変容する。それはたとえ “帝王”の薫陶を受けた、右腕のようなデザイナーがあとを受けたとしてもだ。完璧主義者として知られるジョルジオ・アルマーニは、それ甘んじて受け入れることができなかったのではないだろうか。
〈ジョルジオ アルマーニ〉1994年SS広告キャンペーンより
それゆえ〈ジョルジオ アルマーニ〉というブランドは、50年間、よくも悪くも常に“アルマーニ”らしかった。 “アルマーニ”らしさを通し続けた。
長い年月デザイナーが替わらないということは、悪くすればデザインのマンネリ化や硬直化を招き、ブランドの成長を停滞させかねない。しかし、である。このブランドはその半世紀の時の中で、そんなデメリットを補ってあまりあるほどに、ブランドの “価値”を練り上げ、 “本質”を磨いてきたように感じられる。そして、これがブランドのヘリテージとして変換されてきたに違いない。これはひとりのデザイナーが、一貫してディレクションを続けてきたからこそだろう。
この50年にわたり研ぎ澄まされてきた“アルマーニ”の“本質”、そしてブランドの“創造性・一貫性・進化”。 “アルマーニ / アルキビオ”というプロジェクトは、まさにその結実なのである。
もちろんその真価は、このプロジェクトで蘇ったワードローブを実際にその目で見て、袖を通してこそさらに深く体感できるはずだ。日本ではジョルジオ アルマーニ銀座店、表参道店の2店舗のみで展開されるとのこと。是非この機会に、50年にわたる〈ジョルジオ アルマーニ〉の偉大なる“ヘリテージ”に触れていただきたい。


1990年SSコレクションのルックを再現。リネン混紡ジャケット56万1000円、リネン混紡ベスト24万2000円、リネンシャツ15万9500円、リネン混紡パンツ29万7000円(以上ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
1990年SSコレクションに属するルックを再現したこのリエディションは、より自由で自然体の着こなしを意識。クラシックなテイラリングから解放され、ジャケットは指先を隠す袖丈に、肩にもパットを入れず丸みを帯びたナチュラルなラインとなり、“アルマーニ”の新たなエレガンスが体現されている。このアンサンブルは、リネン混のジャケット、ベスト、パンツで構成。パンツはワイドシルエットで、ベストもジャケットもゆったりしたフォルムながら、ディテールはクラシック。たっぷりとしたシルエットの中に、男のエレガンスと優雅さが感じられるクラシックモダンなスタイルとなっている。


1983年SSコレクションのルックを再現。ブルゾン132万円、シャツ16万8300円、パンツ27万5000円、ネクタイ4万8400円(以上ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
1983年のSSコレクションで登場したこのルックは、ブランドがよりインフォーマルな新しいエレガンスを指向していく転換点を示したもの。アウトドアのワークウエアから着想を得たワードローブを通じて、新しいカジュアルエレガンスの概念を探求。その機能的な要素と洗練されたテイラリングを組み合わせた。ボンバージャケットをモチーフにしたブルゾンは、短めの着丈、広い肩幅とウエストでギュッと絞られた独特のフォルムが特徴。各所のスナップボタンやジップポケットなど、ディテールにもこだわりが満載した。またストライプシャツ、ワイドシルエットのパンツにもクラシックな要素がふんだんに盛り込まれ、“アルマーニ”らしいエレガンスを感じさせている。そしてルックを引き締めるのは、シャンブレーシルクのジャカードネクタイ。立体的な幾何学模様が時代のムードを象徴する。


1981年SSコレクションからのルックを再現。セーター46万2000円、レザーパンツ121万円(以上ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
1981年SSコレクションから登場したルック。これは同年の春夏広告キャンペーンのために、写真家のアルド・ファッライが撮影したルックでもある。’80年代を象徴するようなパターンニットが特徴的なこのスタイルは、より自然なシルエットへと向かうテイラリングの軽やかさを表現。また深いタック入りのワイドシルエットのレザーパンツも、時代を超え、現代に通じる普遍的なデザインの中に“アルマーニ”らしさを感じさせる。ブランドの新たなアイデンティティ意識を象徴するGAイーグルロゴの登場も印象的だ。
⚫︎ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070
“アルマーニ / アルキビオ” 特設サイトURL:
https://www.armani.com/ja-jp/giorgio-armani/experience/giorgio-armani-archivio/







































































