大人の品格もたっぷりな〈ブライトリング〉“ナビタイマー8”!
1930年代の薫りを載せた 精悍パイロットウォッチ!
数ある時計の中で、精悍さで男心をくすぐるものといえば、もちろんパイロットウォッチ。まるで計器のようなデザインは武骨で機能美そのもの。特に〈ブライトリング〉の時計はプロ仕様を謳い、本物を求める大人に訴える魅力がある。で、そんなブランドから先ごろ発表された新作がコチラ。
1930年代に活躍したパイロットウォッチのテイストやデザインなどを現代風にアレンジ。ご覧のとおり、ガッチリと武骨なテイストは残しつつも、大人の品格が漂うモデルとなっている。
〈ブライトリング〉から新しく登場したパイロット・コレクション“ナビタイマー8”。名作“ナビタイマー”は〈ブライトリング〉のアイコン的なコレクションだから、知っているという人も多いだろう。でも、コチラの新作はご覧のとおり、“ナビタイマー”とはひと味違ったクラシカルなエレガントさが漂っている。
新作が纏うクラシックな雰囲気は、1952年に誕生した“ナビタイマー”が生まれる前の時代のものからインスピレーションを得ている。で、この“8”という数字に注目。8はフランス語でユイットと発音するが、実はコレ、1938年に設立されたユイット・アビエーション部門の名に由来している。この部門は飛行機に搭載するコックピット計器や、パイロットウォッチを専門に製造していたところだ。
上:1941年ユイット・アビエーション部門の広告 右:1931年の航空機または自動車用のオンボード・クロノグラフの広告 左:1941年の〈ブライトリング〉のカタログ。オンボードのクロノグラフとパイロットのための計器
右:ユイット・アビエーション部門で作られた飛行機搭載用の時計のひとつ 左:“ナビタイマー8”のインスピレーション元のひとつ“リファレンス768”
“ナビタイマー 8”は1930年代から1940年代にかけて人気を博したオンボードクロックやクロノグラフにならい、優れた視認性と機能性を重要視している。そんな歴史ある部門のエッセンスを取り入れながら、クラシカルで重厚さが感じられるデザインにしたのが“ナビタイマー 8”というわけだ。ちなみに新作のケース径は43mm。パイロットウォッチは視認性が優先されるため大型ケースが多いのだが、こちらは現代的でほどよい大きさ。男らしい背景がありつつも、こんなフォルムなら洗練された品格も感じるのでは?
NAVITIMER 8 B01
右:ケース径43㎜、自動巻き、SSケース&ブレス、100m防水 中:ケース径43㎜、自動巻き、SSケース、アリゲーターストラップ、100m防水 左:ケース径43㎜、自動巻き、18Kゴールドケース、アリゲーターストラップ、100m防水。すべて価格未定(以上ブライトリング/ブライトリング・ジャパン)
NAVITIMER 8 CHRONOGRAPH
ケース径:43㎜、自動巻き、SSケース&ブレス、100m防水。価格未定(ブライトリング/ブライトリング・ジャパン)
“ナビタイマー 8”!
〈ブライトリング〉CEOジョージ・カーンと時計コレクターのフレッド・マンデルバウム
ちなみに、こちらはその“ナビタイマー 8”の新作発表が行われた会場。上海で盛大に行われ、アジア各国から300人を超える多くの人が訪れていた。今回“ナビタイマー 8”はクロノ以外も合わせて5種類のモデルが登場。今後はレディスにも最適なもう少し小さいサイズも登場するとか。となれば、カップルでお揃というのもいいかもね!
会場では60本に及ぶ過去のビンテージモデルも展示。時計ジャーナリストたちの目を楽しませていた
●ブライトリング・ジャパン
TEL:03-3436-0011