〈サンローラン〉品のよいモノグラムロゴで大人スポーティを実現!
正面のロゴのほか、後ろのアジャスターのバックルにもロゴを配し、高級感をさりげに加味。肌に馴染むアイボリーが軽やか。各4万9500円(以上サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
あえて目立たないのが“絵になる男”!?
ヨーロッパの古い街を歩くと、どこも絵になって驚かない? その理由のひとつが、美しい街並みを守る景観規制。たとえばパリでは、看板や屋外広告を制限し、調和のとれた雰囲気を実現。フィレンツェに至っては、建物の窓枠やドア、壁の色にまで規制があるとか。日本でも、京都は彩度の高い看板はNGで、お馴染みのチェーン店のロゴが、ほかでは見られない茶色ベースとなっている。そう、“映える”大人の街であり続けるためには、ワル目立ちを排し、心地よい統一感を出すことが大切ってわけ。
で、この法則は装いでも同様。コーデのコツが色数の制限とは、すでにご存知かと思うが、意外な盲点がキャップ。スポーティなアイテムゆえ、ともすると派手になったり、ロゴが目立ちすぎたり。差し色のつもりがコーデから浮いて、小僧や日曜日のパパっぽく見える危険もある。で、ご覧いただきたいのが、〈サンローラン〉のキャップ。正面のロゴワッペンがベースと同じデニム生地のため、ワル目立ち感がゼロ。それでいて、差のつく格上感はしっかり醸し、大人仕様のアクティブコーデを手っ取り早く実現する。これなら、街でもワンマイルでも“絵になる”こと間違いなしかと!
カラバリの黒なら、より男っぽくタフな印象。型崩れしにくいコットン100%のデニム素材が頭にフィットし、快適な使用感。ツバのゆるやかなカーブと、丸みのあるクラシックなシルエットが、上品な大人っぽさを後押しする
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120‐95‐2746
雑誌『Safari』3月号 P48掲載
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