〈ヴァンズ〉海好き男が選ぶフリースは西海岸発の老舗ブランドがいい!
冬の週末アイテムとして、すっかり馴染みのフリース。楽ちんで機能的なことはこのうえないが、海男としては山っぽい雰囲気に違和感を覚えることも。ならば、西海岸発の横乗りブランドの1着で違いをハッキリさせる!?
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VANS
一度着ると手放せなくなる、フリースジャケット。フワッと軽やかな着心地なのに、保温性に優れて機能的。さらりと羽織れるお手軽なアウターとして、冬の週末カジュアルに欠かせなくなったわけだが、どうもあのカラフルさやアウトドア感に違和感を覚える人もいるのでは? う~ん確かに、「なにか違う!?」と感じるのも仕方ない。なぜなら、フリースジャケットのルーツをたどると、クライミングウエア。過酷な登山の環境に合わせて開発されたため、街着として定着した今でも、山での視認性を高めるカラフルさや、登山に適したデザインが多くなっている。海上がりに着るのに、どことなくしっくりこないのは、それなりの理由があるというわけ。
大人の海男に馴染むフリースジャケットはないものか? で、探してきたのが〈ヴァンズ〉の異素材ミックスのコチラ。なにせブランドが、西海岸発の横乗りカルチャーの代表格。そのロゴを胸ポケットと右肩にさりげなく配しているから、それだけでクライミング系のアウトドアタイプと一線を画す見た目。さらにフードやポケット、肘下など、ポイントで配した異素材が、都会的な洒脱さと遊び心を後押し。色もグレーと黒のシックなラインナップで、大人の男にしっくり馴染む。ね、サーファーが海上がりに着るのにもってこいじゃない?
加えて、機能性だって文句なし。胸のパッチポケットはマチ付きで、ジップ仕様。裾の両サイドのポケットもジップ付きだから、カギなどの貴重品の収納には困らない。しかも内側の両サイドにも、スマホがすっぽり入るサイズのポケットがあるから、コレさえ羽織れば手ぶらでもOK。もちろん、肝心のフリース素材は、トロリとなめらかな肌触りで、快適な着心地。アフターサーフの冷えたカラダを、優しく温めてくれるはず!
胸ポケットのジップには〈ヴァンズ〉のアイコンであるチェッカーフラッグと、“OFF THE WALL”のロゴをさりげなく配置。薄軽のフードはくるりと丸め、後ろに配したベルクロでとめて格納できる仕様。フードを収納すると、異素材が際立つ都会的なハイネックに。各1万2800円(以上ヴァンズ/ヴァンズ ジャパン)
●ヴァンズ ジャパン
TEL:03-3476-5624
雑誌『Safari』2月号 P219掲載
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