大人の週末にふさわしいのはタフなのにスマートなレザー!
タフで大人っぽいレザーは、これからの季節に欠かせない。ただし、選び方次第ではオラついて見えることも。ならば、品格ある襟付きで、ちょっとクラシックなタイプはどう? これなら、大人のお出かけにもぴったりかと!
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これからの季節、俄然恋しくなるのがレザー。ハリウッドのファッションをずっとウォッチし続けてきた『サファリ』にとって、レザーは秋冬に欠かせないアイテム。『イージー・ライダー』から『トップガン』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』まで、男心をくすぐる映画の主役たちはさらりとレザーをまとってきた。さらにスティーブ・マックイーンをはじめ、ブラッド・ピットやベッカムなど、プライベートでレザーを愛するセレブも、枚挙にいとまがない。
レザーに惹かれる理由はおそらく、男らしさと貫禄を兼ね備えているから。Tシャツにデニムのカジュアルコーデに1枚羽織るだけで、骨太感と重厚感が生まれるのだから、重宝することこのうえない。ただし、一流ホテルや高級レストランを訪れるとなると、プラス大人の品格も必要となってくる。仲間とワイワイ遊ぶならともかく、こうしたシーンでは、過度なオラつき感はNG。男らしさと引き換えに、威圧感をもたらすタイプは、まわりに不快感を与えかねない。大人の身だしなみとして、タフな魅力に加え、スマートさのある1着を探したいところだ。
で、ご覧いただきたいのが〈ヒステリックグラマー〉のレザージャケット。これって、まさに男らしさとスマートさを両立していない? その理由は、古きよきアビエーターJKのディテールを落としこんだ、少しクラシックなデザインだから。どことなく漂うヴィンテージ感に上品さが加味され、ゴリゴリのワイルド感が払拭されている。さらに注目したいのが、襟。大人として品格をキープできるばかりか、襟先が少し尖ったデザインゆえに、顔立ちをキリリと精悍に見せる効果も期待できる。しかもカラダに馴染む、柔らかなラムレザー素材で、こなれ感も出る。これなら、どんな場所も気後れすることなく立ち寄れるはず。
表地のレザーには、子羊の原皮を合成タンニン剤でベジタブル鞣しをした“ラム ベジ ルッカ”を採用。目の詰まった印象で、自然なこなれ感を醸している。さらに丁寧な総裏仕様で滑りがよく、快適な着心地。スナップボタン使いで、シャツ感覚でさらりと羽織れるのも嬉しい。各8万8000円(以上ヒステリックグラマー)
●ヒステリックグラマー
TEL:03-3478-8471
雑誌『Safari』10月号 P217掲載
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