アメカジ好きのライトアウターはこなれた味のCPOジャケット!
今の季節に最適のライトアウターはいろいろあるけど、アメカジを愛する大人なら、やっぱりCPOジャケットは見逃せない。さらにこんなヴィンテージ加工を施したチェック柄なら、いつものアメカジもぐんと深みがアップするはず!
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FIVE BROTHER
日に日に寒くなるけれど、ダウンJKやコートを着こむにはまだ早い。そんな今の季節にぴったりなのが、CPOジャケット。アメリカ海軍下士官のユニフォームとして誕生し、近年はライトアウターとして定番となった、アメカジ好きにはお馴染みのアイテムだ。その最大の特徴は、インパクトのある大きめのチェック。いつものカジュアルにガバッと羽織るだけで存在感たっぷりの着こなしになるうえ、タフな雰囲気も醸せる。そんなお役立ちの1着だが、よりこなれ感を出したいなら、風合いにもこだわりたいところ。洗いざらしのTシャツや、穿きこんだデニムに価値があるように、使いこむことで味わいが増すのがアメカジの醍醐味。特にCPOジャケットはインパクトがあるぶん、“味”に欠けると“服に着られている”ように見える危険も。アメカジ上級者なら、柄や色だけでなく、風合いも厳選した1着を見つけたい。
で、おすすめなのが〈ファイブブラザー〉のコチラ。ネルシャツとともにブランドの顔である定番を復刻した1着で、着心地のよさや耐久性、機能性など、歴史に裏打ちされた確かな品質やスタンダードなデザインが魅力だ。さらに注目すべきはこだわりの風合い! 実際手に取るとよくわかるのだが、洗いざらしたようなウールの毛羽立ちや質感をさりげなく再現。このサジ加減が絶妙だから、ヴィンテージ調でありながら汚くならず、清潔感のある仕上がりに。これで大切に育てたような、こなれた味わいを堪能できるってわけ。しかも、サイジングやフォルムは現代的にモディファイ。古着にありがちなサイズの大きさを調整し、適度なボリュームでもっさりしないシルエットを実現。これなら、シャツ感覚でさらっと羽織れ、いつものデニムコーデにもぴったり。秋冬のアメカジがもっと楽しくなること請け合いだ。
タロン社製のファスナーなど、当時のディテールを残しつつ、今どきシルエットを実現。重くなりがちな秋冬コーデに華やかな存在感を加える1着に。裏地は黒のキルティングで保温性も十分。ほかに青×黒のチェック柄と、ソリッドカラーの2色あり。3万2000円(ファイブブラザー/トップウィンジャパン ショールーム)
●トップウィンジャパン ショールーム
TEL:03-3406-6007
雑誌『Safari』12月号 P322掲載
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