いい意味でイメージを裏切る〈エポカ ウォモ〉の技ありダウンジャケット!
ダウンジャケットといえば、シェル系の機能素材が多数派。もちろん、アクティブな服だからそれが持ち味でもある。でも、その見た目がいい意味でイメージと違ったらどうだろう。きっと驚きがあるし、印象的な着こなしを楽しめるはず。
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EPOCA UOMO
人はいい意味で予想を裏切るものを見たり、体験したりすると、心が動くもの。そのひとつが本来は真逆のイメージがあるものが、絶妙なバランスで交わっているもの。最近、西海岸では、空前の和食ブームということもあって日本料理に合うカリフォルニアワインが美食家の間でちょっとした話題らしいが、それもまた意外な組み合わせによる“いい意味での裏切り”を体験できるからに違いない。寿司人気も再燃中ということで、“寿司ブリトー”のようなまさかのレシピが誕生し、多くの人に愛されているというが、それもまた嬉しい“裏切り”体験のひとつなのかと。
で、そんな体験の演出は、ファッションでも起こるってご存知⁉それを感じさせてくれるのが、〈エポカ ウォモ〉の新作ダウンだ。“いい意味での裏切り”を感じるポイントは、その素材使い。ハイテク感のあるリップストップ素材なんだけど、表面にはツイードのような表情が浮かび上がっているのがわかるだろうか。
これは、日本が世界に誇る革新的なデジタルプリント技術である“モナリザプリント”で表現したものなのだとか。1670万色に及ぶ驚きの色数と、その色調を繊細にコントロールする高度な技術により、これまでにない鮮明かつ高精細な色柄表現を実現している。ダウン向けの薄いシェル素材はインクが滲みやすいが、その問題を細かい処理加工でクリアしているからこそ、印象的かつリアルなツイード柄を生み出しているというわけだ。
さらにこのジャケットは、作りの面も要注目。ダウンでありながら脇身頃を使うテイラードジャケットの仕立てを組み合わせ、街映えするシルエットに仕上げているのだ。柄に加え、シルエットでも“いい意味での裏切り”を印象づけられるのだから、まわりのダウン姿とは圧倒的な差をつけられるに違いない⁉
“細腹”と呼ばれる脇身頃に加え、袖付けなどにもテイラードの手法を随所に採用。そのうえでダウンの分量を抑え、身体のラインに美しくフィットするシルエットを描き出した。着用時に開閉しやすい縦方向のチェストポケットも機能的で使いやすい。9万7900円(エポカ ウォモ/SANYO SHOKAI カスタマーサポート)
●SANYO SHOKAI カスタマーサポート
TEL:0120-340-460
雑誌『Safari』12月号 P275掲載
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photo : Mika Miyamoto text : Takumi Endo