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CULTURE カルチャー

2022.04.29


雨の日に観たい名作映画5選!

せっかくの日なのに雨……。外出もしづらいし、どうしよう? そんなときは、雨のシーンが印象的な映画を観るのをオススメ。雨が織りなす様々なドラマに、夢中になること請け合い。見終わった頃には、きっと雨も止んでるはず!?

 

 


『セブン』
製作年/1995年 監督/デビッド・フィンチャー 出演/ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン

雨の中での追走劇にハラハラ!
退職を間近に控えたベテラン刑事のサマセット(モーガン・フリーマン)と、血気盛んな若手刑事のミルズ(ブラッド・ピット)。ある奇怪な殺人事件を担当することになった2人は、やがてそれがキリスト教の“7つの大罪”をモチーフにした連続殺人であることに気づく…。

鬼才デヴィッド・フィンチャーの名を一躍知らしめたサスペンススリラー。舞台は雨の降り続く大都市で、作品には陰鬱な空気が充満。刑事2人を悩ませる猟奇的連続殺人事件のダークな雰囲気と相まって、いまや『セブン』=雨の印象を思い浮かべる人も。しかも、ある展開を境に雨は止み、事件にも晴れ間が覗いたかと思いきや…その先に待ち受けるのは衝撃のラストシーン! いけずなフィンチャー雨演出も冴えわたる傑作。 

 
 

 


『きみに読む物語』
製作年/2004年 原作/ニコラス・スパークス 監督/ニック・カサベテス 出演/ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス

再会の雨に胸打たれる!
1940年代アメリカ南部の町シーブルック。地元の青年ノア(ライアン・ゴズリング)は、ひと夏を過ごすため別荘に来た良家の子女アリー(レイチェル・マクアダムス)に一目惚れ。強引にデートへと誘い、やがてアリーもノアを愛するようになるものの、戦争や家庭環境の違いが2人の仲を引き裂いていく……。

ロマンス小説の大家ニコラス・スパークスのベストセラー小説を映画化した1作で、ライアン・ゴズリングの出世作としても有名。引き裂かれたノアとアリーが再会し、激しい雨に打たれながら互いを求め合うシーンが印象深く、劇場公開時のポスターなどにも使用された。逞しい上腕二頭筋を活かし、濡れるアリーを軽々と抱き上げながらキスを浴びせるノアの“水も滴るいい男”っぷりがすごい。 

 
 

 


『ショーシャンクの空に』
製作年/1994年 原作/スティーブン・キング 監督・脚本/フランク・ダラボン 出演/ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン、ボブ・ガントン

雨を全身で浴びる姿に涙する!
若く優秀な銀行マンのアンディ(ティム・ロビンス)は、妻とその愛人を殺した罪で終身刑の身に。ショーシャンク刑務所に収監され、厳しい服役生活を余儀なくされる中、受刑者仲間のレッド(モーガン・フリーマン)と心を通わせ合うようになる。その一方、無実を訴えるアンディは、外の世界への希望を持ち続けていた…。

スティーブン・キングの小説を名匠フランク・ダラボンが映画化し、名作として愛され続けているヒューマンストーリー。主人公のアンディが手を広げ、土砂降りの雨に打たれるポスタービジュアルが有名だが、このシーンが実際に登場するのは物語の終盤。全身で雨を体感するかのようなアンディの心にあるのは、喜びか、悲しみか。何度見ても涙が止まらなくなる名シーン! 

 
 

 


『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』
製作年/2019年 監督・脚本/ウディ・アレン 出演/ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメス、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナ

恋愛模様を雨で表現!
マンハッタン生まれの大学生ギャツビー(ティモシー・シャラメ)は、恋人の同級生アシュレー(エル・ファニング)とNYでロマンティックな週末を過ごすことに。張り切って完璧なデートプランを練るが、思いがけない出来事が重なって計画はみるみると崩れてしまう…。

雨のNYを舞台に、男女のままならない関係を描くウディ・アレン監督作。何もこんな大雨の街を駆けずり回らなくても! と思わされるほどザーザー降りの中、身も心もすれ違っていくアシュレーを追い、トホホな目に遭っていくギャツビーが気の毒に思えるような、そうでもないような…? 雨が上がるころ、果たして恋人たちはどんな結末を迎えるのか? 空模様以上に厄介な男女の恋愛模様を楽しめる。 

 
 

 


『ラッシュ/プライドと友情』
製作年/2013年 監督/ロン・ハワード 脚本/ピーター・モーガン 出演/クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール、オリビア・ワイルド

ライバル同士の死闘、決着は雨の富士スピードウェイ!
ドライビングも私生活も破天荒なジェームズ・ハント(クリス・ヘムズワース)と、レース戦略も人生も頭脳派で堅実なニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)。1976年、年間チャンピオンの座を確実視されていたラウダは、豪雨ながらも強行されたレースでクラッシュ。生死を彷徨うラウダに代わり、ハントがチャンピオンの座へと近づいていくが……。

対照的な天才ドライバー2人が、黄金時代のF1界を駆け抜ける実話ドラマ。死闘を超える死闘とも言うべき両者の戦いは、最終戦の地・富士スピードウェイで決着を迎えることに。しかも、決勝当日の天気は雨! ラウダは、ハントは、どのようなレースを行い、どんな決断をするのか? フィクションよりもドラマティックな展開へと、雨が導いていく。 

 

 
文=渡邉ひかる text:Hikaru Watanabe
photo by AFLO
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