Matt Dillon[マット・ディロン]
フランスのパリで記者に取り囲まれているのは、俳優マット・ディロン。と言っても、こちらは新作映画『Maria(原題)』の撮影風景のひとコマ。本作は女優マリア・シュナイダーのいとこで、ル・モンド紙の記者ヴァネッサ・シュナイダーの著書『あなたの名はマリア・シュナイダー:「悲劇の女優」の素顔 』を原作にしたもの。マットは名優マーロン・ブランド役に扮している。『あのこと』のアナマリア・ヴァルトロメイがマリア・シュナイダー役を、エドアルド・ペッシュが監督ベルナルド・ベルトリッチ役を演じている。
この3人の劇中キャラクターで思い出されるのが、1972年の問題作『ラストタンゴ・イン・パリ』。過激な性描写を描いた本作は、のちにマリアへの事前合意を得ずに撮影したのではないか?と物議を醸した。『Maria(原題)』では、この出来事についても描いていくようだ。監督はジェシカ・パラード。脚本を原作のヴァネッサ・シュナイダーが執筆する。
映画『Maria(原題)』の公開日は未定。