【まとめ】ティモシー・シャラメのお洒落コーデ23
これまで『Safari Online』で紹介してきたティモシー・シャラメのお洒落な着こなしをまとめてお届け。コーデの参考にしてみて!
Timothee Chalamet
[ティモシー・シャラメ]
みんなよくやるTシャツにシャツを羽織ったデニムコーデ。キャラ出しで差別化を図るために何かアイデアはないかなと思っているなら、シャラメのコーデがおすすめ。で、彼はベースボールシャツをセレクト。伝統的なピンストライプが特徴のニューヨーク・ヤンキースのユニホームデザインは定番のストレートシルエットのデニムパンツでまとめると良いのかも。仮にバギーシルエットのボトムだと、ストリート色が強くなってしまう恐れも……。足元は〈アディダス〉をピックアップしてシューレースの色を変えたりと、遊び心も満載。さすがはファッショニスタ!
グレーのTシャツに、ネイビーのショートパンツ。これだけで都会的なカラーリングの街ファッション。ティモシーは、ここに小物の選びでキャラ出しをしていそう。キャップにデカめのサングラス、そこに色合わせしたヘッドホン。足元はハイトップスニーカーでシンプルな着こなし。こういった小物の効果は絶大!しかもショーツだから足元もバッチリ映えるし、こなれたスタイルになっている。シンプルな服装が好きな人は真似してみてはいかが?
ロンTにカーゴショーツ、足元はローテクスニーカーと馴染みのあるアイテム合わせを披露したティモシー。これって90年代のストリートファッションがベース。当時はロンTもプリント入りで、オリーブグリーンのカーゴショーツなど多色使いでキャラを出していた。けれども、ティモシーは上下ともブラックとかなりシンプル。ただし左胸にワンポイントのロゴやスウェット生地のカーゴショーツなど、現代的にアップデートしているあたりさすがはZ世代の寵児。キャップとスニーカーはブラックと相性の良いブルーでまとめ、2色使いにしているのもお洒落!
ひと昔前は、レザーやモヘアカーデにデニムパンツがロックなファッションスタイル。けどティモシーは肩口についたアイレットの個性的なレザーブルゾン、そしてシャカパンという装い。一見チグハグに見える異素材合わせの着こなしだけど、ティモシーマジックでうまくアレンジしている。彼のファッションセンスは演技の魅力と同じく多様性があって面白い。今後も彼の着こなしに期待大!
ロサンゼルスにあるオーガニックスーパー、エレホンに友人とともに訪れたティモシー。バスパン(バスケットショートパンツ)にパールのネックレス、シルバーのサンダルとイマドキなアイテムを取り入れて、上手にミクスチャー感を出している。大人がバスパンを着用するときは、肌の露出加減さえ考えておけば、問題ない。たとえばティモシーのように、スケーターソックスを合わせるのもひとつの方法だろう。ちなみにトップのTシャツは無地の方が、ガチャガチャしないのでオススメです。
普段着っぽい白×黒スタイルでも彼らしさが窺えるのはブランド選び。まずはボトム。2枚の写真で履いたのは、〈プラダ〉のパンツ。そして上の写真では〈ルイ・ヴィトン〉、下の写真では〈シュプリーム〉のロンTを着用している。イギリスのサッカーチーム“チェルシー”のロゴキャップを被ってスポーティさもプラスしている。
上下とも楽チンなシャカ系ウエアでまとめた、かなりスポーティな着こなしのティモシー。目をひくのがインに着たイエローのスウェットシャツだが、キャップのロゴやスニーカーでさりげなく色をリンクさせているのがわかる。ついでに赤もジャケットとキャップでリンクさせていて、全体としては白・黒・黄・赤の4色でまとめられている。黒をベースにしつつも、巧みな色使いで洒落感を出した着こなしだ。
グレーの楽チンシャカパンにオレンジのパーカという着こなし。まず全体のシルエットのバランスがよく、都会派のスポーティスタイルといった雰囲気。パッと目をひくオレンジを使いつつ、キャップのロゴとリンクさせる得意技でまとまりを出している。これで楽チンパンツまで黒だとコントラストが強くなりすぎるところだが、中間色のグレーで軽く見せているのも非常にうまい!
黒のスウェットパンツに黒のコーチジャケットという、スタイリッシュな着こなしでまとめたティモシー。全体的にリラックス感があるのは、やはり楽チンなスウェットパンツを穿いているからこそ。そんな中、よく見ると足元に非常にカラフルなスニーカーを合わせていて、彼のファッションポリシーが感じられる。さらにジャケットのボタンは上までしっかりとめ、襟を立てて着ているせいか、ほどよくキリッとした印象も演出。このへんのバランス感覚も参考になる!
映画『パシフィック・リム』などで知られるエンタメ企業のロゴ入りスウェットパンツに、渋い茶のムートンジャケットと白パーカというスタイル。上下ともにほどよいボリューム感があり、やはりリラックスした印象に。なかなか個性的なレイヤードだが、編み上げブーツに楽チンパンツの裾をインすることで、全体のシルエットを上手に整えている。イン使いした白パーカを首元、裾、袖口に効かせて、ヌケ感を出しているのもうまい!
〈プラダ〉のナイロンジャケットにボリューミーなスウェットパンツを合わせ、余裕ある着こなしに仕立てたティモシー。とはいえ、なんといってもスニーカーが強烈。これで十分に個性的だから、着こなし全体は渋い雰囲気にまとめている。黒スウェットパンツにカーキのナイロンジャケット、インには同じグリーン系のパーカを合わせ、フードをすっぽりとかぶっている。
爽やかなブルーの楽チンパンツに、黒のプルオーバーパーカを合わせているティモシー。パーカは〈ステラ マッカートニー〉のもので、イエローの刺繍がハッピーな雰囲気だ。こちらは色をリンクさせているわけではないが、全体が非常に楽しげでポジティブなノリなのが印象的。しかるべきブランドのアイテムを取り入れているのと、黒の分量を多めにしていることによって、小僧っぽくならずお洒落にまとまっているというわけ。
黒Tに〈アディダス〉のライン入りパンツを腰穿きし、今どき感たっぷりなスポーティスタイル。黒のゆったりしたTシャツは〈バーバリー〉のもの。彼はラグジュアリーブランドのアイテムをミックスさせることで、普通のスポーティスタイルにしないのが常套手段。さらに、足元は白のボリューミーなスニーカーをチョイス。スウェットパンツの裾を白ソックスに入れこむことで、ダークトーンの着こなしの中にしっかりとヌケ感を作っているのもうまい!
〈ロエベ〉のパープルのスウェットパンツで個性を出したティモシー。もちろんこのパンツが最も印象的だけど、よく見るとソックスのオレンジ色のロゴと、スニーカーのシューレースを色リンクさせているのがわかる。ボトムは色で個性を効かせているので、トップはモノトーン系のTシャツでキリッと引き締め。このへんのカラーバランスはさすがといったところだろう。上下で色数のバランスを考えたティモシーの個性派スタイルだ。
上下ネイビーのワントーンで、スポーティながらも品よくまとめた着こなし。NYヤンキースのスタジャンにライン入りパンツ合わせという、とってもスポーティな組み合わせだけど、上下をネイビーで揃えるとグッと落ち着いた雰囲気に。そのほか、スタジャン、スウェットパンツに入ったラインも上下でリンクさせることで、さらなる統一感を追加。都会派の大人が参考にすべき、街スポーティスタイル!
この日彼が選んだのは、異素材を組み合わせたハイブリッドアウター。ネイビーベースの中で個性的な切り替えに目がいくデザインだが、一方でパンツは、ネイビーのスウェットパンツかと思いきや、よ~く見て。なんと左右の脚で色が違うデザインとなっている。ネイビーのジャケットと右脚のネイビー、さらには左脚の水色がジャケットの肩口にある水色とリンク。そう、まるでセットアップを着るように、上下で見事に色リンクした着こなしを楽しんでいるってわけ。難易度高いパンツもこんな着こなしならしっくり。さすが、上手に穿きこなせている!
スウェットパンツに淡いブルーのデニムジャケットを合わせて、いつもよりアメカジテイストに寄せたコーデ。スウェットパンツにデニムジャケットを合わせる定番のスタイルだが、パンツのロゴとソックスをさりげなくカラーリンクさせる細かい演出は忘れない。しかもソックスは左右で違うカラーを露出。よくある着こなしに、ちゃんと遊び心を加えている点は参考になるはず。ちなみに裾をソックスインするときは、パンツを気持ち腰穿きすると、ストリート感もアップ!
〈プラダ〉のナイロンブルゾンを使ったコーデ。ボトムは黒のスウェットパンツで上下スタイリッシュにキメたティモシーだが、スウェットパンツはゆとりのあるサイジングで、コーデにリラックス感を演出。さらに、上下黒だけの着こなしで終わらせないのがティモシーのスタイル。ヘッドホン、ソックスで色味を差すことで、しっかりと自分らしさを演出している。やっぱりお洒落な人は、ちゃんと自分だけの流儀を持っている!?
サテンで仕立てられた艶感たっぷりの白いダブルジャケットは、ベルギーを拠点にするブランド〈ハイダーアッカーマン〉のもの。そこに、白のパンツ、白いスニーカーを合わせて全身真っ白というハイレベルなドレススタイルを披露したのだが……。ここでびっくりしたのは彼のパンツ選びだ。通常ならダブルジャケットとセットアップできるパンツを選ぶところだが、彼がこの日穿いていたのは、なんとスウェットパンツ。そして、白のハイカットスニーカーもお馴染み〈コンバース〉と、上半身と下半身でまるでテイストも雰囲気も違うコーディネートに。ジャケットの丈具合、スウェットパンツのゆとりあるサイズの選び方など、これぞまさに彼なりのセンスが詰まったコーデ。
〈パタゴニア〉のライトダウンジャケットに黒のカーゴパンツ、キャップをオンと、かなりリラックスしたスタイル。で、肝心の足元はといえば、〈ニューバランス〉の高機能モデル“M990 v5 GL5”。アッパーデザインは“990”オリジナルの見た目をキープしつつ、クリーンで現代的なシルエットに。だから、アメカジはもちろん最新モードだってハマる。
ソックスにスウェットパンツをイン。彼の場合は、ソックスにあえてラフに裾を突っこんでいる感じなのだが、これによりこなれ感は倍増。ソックスの色はことさら目立つことはないけれど、いい感じのアクセント効果を発揮している。
自転車に乗ったワンマイルスタイル。ボアジャケにパーカ、そして楽ちんパンツ。アイテムはラフなものばかりだけど、さすが洒落者のセレクトは都会的に見える。その効果を発揮しているのが、リッチなボアジャケと、即章の入ったパンツ。これらのおかげで、カジュアルコーデがワンランクアップしているのがわかる? ところどころにこういったアイテムを投入していくとワンマイル姿もお洒落に仕上がるといういい見本。
ナイロンJKにスウェットパンツという誰もがやる合わせだが、これは洒落ている。まず、〈プラダ〉の黒ナイロンJKのインにはダークパープルのパーカを。フードを重ねでボリュームを出し、足元もハイカットのスニーカーにしてバランスをとったようだ。そのぶん、スウェットはフィット感のあるモノをチョイスしている。色のグラデーションもできていて、ラフスタイルといえども、これはパーフェクト!