黒コーデが重いと感じたら、
ブラピ流“白の3段活用”はどう?
冬は全身ダークな着こなしになりがち。特に黒アイテムは使い勝手がいいから、気づいたら全身真っ黒! な~んてこともよくありますよね? もちろんこれはこれで悪くはない。ただ、普段アメカジベースのお洒落を楽しんでいる人の場合、黒一辺倒の着こなしって重~く感じたり、なんかもの足りなく感じてしまうのも事実。その理由はズバリ、“ヌケ感不足”にある。
ちなみにヌケ感とは、カンタンにいうと“カッチリ感を崩すもの”。ちょっと力が抜けて見える着こなしワザやキメキメにならないハズしワザなんかは、よく「ヌケ感がある」って表現される。お洒落でこなれて見える着こなしには、どこかヌケ感が感じられるもの。だから、カッチリと見えがちな黒コーデこそ、このヌケ感が大事ってわけ。
で、そんなヌケ感出しの参考になりそうなのがコチラ。俳優ブラッド・ピットの黒着こなしだ。ヌケ感出しのポイントは、もちろん白使い。実はコレ、お洒落セレブの常套手段で、たいがいはインの白Tを裾から出してヌケ感を得ているのだが、ブラピの場合はそれだけにとどまらず。なんと彼は、首まわりと裾、そして足元で“白の3段活用”を実践。バランスよく白を効かせることで、なんともこなれ感たっぷりな黒コーデを作り上げているのだ。もしこの白使いが1カ所、あるいは2カ所だったらどうか? もちろんヌケ感は感じられるだろうけど、全体のこなれた印象はこのブラピの着こなしほどじゃない。それに、このヌケ感出しは白Tと白スニさえあればできるので、とってもカンタン。そこもいい。
2018年12月18日で55歳を迎えたブラピ。あまり年齢を感じさせないのは、別格の存在感とは別に、彼らしいアイデアにあふれた着こなしのおかげかも。黒コーデをお洒落に見せたいなら、そんな彼のアイデアを取り入れても面白いのでは?