なぜベッカムはかっこよく見える!? そのお洒落の方法とは?
たくましさがあるうえに上品さもある。まさに大人のお手本と言えるのが、デビッド・ベッカム。ジムやマーケットにかようラフな姿も、テニス観戦やレストランに行くかしこまった姿も、要はどんな姿もサマになっている唯一無二のお洒落番長だ。
そんなベッカムが7月初旬、23回目の結婚記念として家族でベニスを訪れた。そのときのコーデもこれまたお手本になる。なかでもシャツイチの洒落たスタイルを紹介しよう!
襟高でエレガントさの漂う白シャツをこなれ感たっぷりに着こなすベッカム。鍛えたボディは厚みがあるため、余裕のあるシャツも胸元がパンッと張ってたくましい印象だ。まず目にとまるのは、その胸の張りを緩和するかのように胸元深くまで開けたボタン。裾のボタンもとめず、いわゆるX留めに近い状態に仕上げている。さらに、肘までラフに捲り上げた袖もポイント。豪快にグイッと1回捲り上げ、あえてクシャっとした表情を見せているのがわかる。センタークリースの入ったベージュの品ありパンツとの組み合わせだから、このくらいこなれ感を作ってもだらしなく見えることなく、むしろお洒落。シャキッとした白シャツの堅苦しいイメージにカジュアルさを盛り込み、ほどよい上品さに仕上げているのは、う~んさすが!
王道の爽やかスタイル、青×白コーデで登場したこの日。まさに爽快感と好感度の両取りができる組み合わせだ。注目はやはり青シャツ。白シャツとの違いがおわかりだろうか。胸元のはずしは第2ボタンまで。袖もきっちりととめているようだ。もともと爽やかさのある色のため、おそらく、青シャツはなるだけきっちりとこなすのがベターってわけだ。しかも、これみよがしな爽やかさを避けるためか、青シャツ自体テロンとして光沢感のある柔らか素材を。これはセクシーさも漂うチョイスだ。王道の爽やか色コーデなだけに、そんなところにベッカム風の工夫を凝らしたのかと。
どう? シャツ1枚でも色や素材によって着こなしを変える。これがベッカム流のお洒落。あなたもコレを参考にすれば、「なんかお洒落じゃない?」ってまわりの視線も変わって来るかも!?