【セレブの愛車】
F1ルイス・ハミルトンが手に入れた貫禄のEVスポーツとは?
2月8日に、F1チーム“メルセデスAMGペトロナス・モータースポーツ”と1年の契約延長を発表。今年、8度めのタイトル獲得をかけてさらなる期待が高まっているのが、ご存知、レーシングドライバーのルイス・ハミルトン。で、そんな彼の愛車はクルマ好きなら泣いて喜ぶものばかりだが、つい最近、またしても愛車を追加したことが判明した。果たしてその正体は?
2月のビバリーヒルズ。多くの“Aリスト”セレブを顧客に持つジュエリーショップ“XIV karats LTD“を後にしたルイス・ハミルトン。白スウェットのセットアップを身に纏い、相変わらずファッショニスタぶりを発揮しているのは、さすがといったところ。で、そんな彼が乗りこんだ新しい愛車の正体が、〈ポルシェ〉タイカン。2019年にローンチされた〈ポルシェ〉初の量産型電気自動車だ。
こちらはすでに日本でも発売済み。当初は“タイカン4S”“タイカン ターボ”“タイカン ターボS“のラインナップだったが、後にベーシックグレードとなる“タイカン”が追加。現在4つのグレードから選べるようになっている。では、気になるルイスの愛車のグレードは? ホイールの形状から判断すると“タイカン ターボS“。日本でのお値段は2454万1000円なり。まあ、そりゃそうだ。なんてたってルイス・ハミルトンなのだから、常に最高グレードに乗るのは当たり前!? ちなみにターボといってもタイカンにはエンジンがないので、あくまで最高性能を示す表記となっている。
で、このクルマ、ご想像どおり滅法速い。前後の車軸にある2基のモーターは、最大560kW/761PS(ローンチコントロール時オーバーブースト出力)を叩き出し、0-100km/h加速はなんと2.8秒! 最高速度は260km/h、推定航続距離(WLTP)は412kmとなっている。もちろん電気自動車だから、二酸化炭素排出量はゼロ。排ガス規制が最も厳しいカリフォルニアでは、やはりタイカンのようなクルマは歓迎されること間違いなし。ルイスも以前「可能な限りガソリン車を走らせない」という意向を表明したこともあってか、新時代のクルマをさっそく手にしたというワケだ。
で、新たな相棒を手に入れてウキウキの(?)ルイスだが、もちろんほかにもLAのアシとして使っているクルマがある。
こちらは〈メルセデスAMG〉GT R。このクルマはすでに『Safari Online』の記事でも報告済みだが(https://safarilounge.jp/online/cars/detail.php?id=2521)、GTやGT Sなどでもなく、公道を走るレーシングカーともいうべきGT Rを選択しているのは、やはりというか、さすがにルイス。つい最近も、最高出力585PSを誇るこのクルマを運転する姿が目撃されている。
モンスターパワーのスーパースポーツばかりがお好きと思いきや、SUVも選んでいるルイス。ただし、この〈ランボルギーニ〉ウルスが別モノなのは、みなさんご存知のとおり。なんたって少し前まで、最高速度305km/hで世界最速SUV(現在は〈ベントレー〉ベンテイガ スピードで306km/h)と認められていたのだから。
このほかにも、ドアトリムに自分の名前を入れた〈フェラーリ〉ラ・フェラーリ・アペルタなどなど、多くのクルマを所有するルイス。だが、今後は彼の宣言どおり、環境に配慮したクルマだけを走らせることになるのかも⁉