〈オメガ〉の新作ウォッチは
貫禄のセンタートゥールビヨンに唸る!
時計を選ぶ際に、見た目や機能性を考慮しつつ、「どれにしようかな〜」と悩むこともあれば、ひと目見ただけで即決断することもある。で、今回紹介するモデルはといえば、間違いなく後者だろう。〈オメガ〉の新作“デ・ヴィル トゥールビヨン ナンバード エディション”。ご覧のように、文字盤のセンターに複雑機構のひとつ、トゥールビヨンが鎮座。圧倒的な存在感と貫禄を見せつけている。さらに18Kセドナゴールドのベゼルやラグが実にラグジュアリー。どうです、パッと見ただけで、所有欲がグイグイ刺激されたはず。しかも、こちらのトゥールビヨン、とてつもない機能性も備えているのだから恐れ入る!
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〈オメガ〉の新作は、センタートゥールビヨンが印象的な、デ・ヴィル トゥールビヨン ナンバード エディション。まず驚かされるのが、その位置。トゥールビヨンは、重力の影響を分散させて精度を安定させる役割を持つ複雑機構。そのため、それなりの大きさが必要となる。
で、一般的には6時位置などに配置して、時分針と並列させている。ところがこちらは、ご覧のようにトゥールビヨンをセンターにセット。その外周に時分針を備えるという、画期的な方法を採用している。これにより、実にスマートでエレガントな見た目を実現。いやはや、見事な創意工夫。脱帽です。
さらに、感心するのが耐磁性。なんと1万5000ガウスの磁場でもトゥールビヨンは正常に回転し続けるのだとか。たとえば、マグネットに近づけたくらいでは、精度はビクともしないたくましさ。品質認定基準マスター クロノメーター認定を受けた初の手巻きセンタートゥールビヨンでもあるのだ。
ケース素材は、18Kカノープス ゴールドを採用。これはホワイトゴールドの合金で、透きとおる白さと眩い輝きが特徴。経年変化しにくいという嬉しい側面も持っている。そこに18Kセドナ ゴールドのベゼル、ラグ、リュウズを組み合わせ。なんともリッチで、クラス感ある見た目へと仕上げている。
文字盤は、ブラックPVD加工が施された18Kセドナ ゴールド製。控えめな光沢を作り出すサンブラッシュ仕上げにより、上品で洗練された雰囲気に。センターにあるトゥールビヨンのケージはチタン製。それを硬化皮膜処理し、黒く仕上げたのちに、手作業で丁寧に研磨。それにより独特の風合いを生み出している。ブラックのアリゲーターストラップとあいまって、シックで品のある印象。大人にこそふさわしい、貫禄あるタイムピースだ。
7月発売。ケース径43mm、手巻き、18Kカノープスゴールドケース、アリゲーターストラップ、30m防水。1888万円(オメガ/オメガお客様センター)
特製ボックス、トラベルポーチ、クラウンワインダー、個別番号を記載した証明書が付いてくる〈オメガ〉の別格ウォッチ。サマーニットなどカジュアルな装いでも、手元から着こなしを格上げしてくれること請け合い。もちろん、ジャケパンスタイルにもお誂え向きだ。
品格とお洒落心を満たしたいなら、こちらの1本は頼りがいのある相棒となるはず!
●オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400