〈ウブロ〉が、2020年以来タイムキーパーを務めるプレミアリーグ。そのコラボ第2弾として、リーグを象徴するパープルと3時位置の王冠を被ったライオンロゴが目を引く限定モデルが登場。世界限定100本。ケース径42㎜、自動巻き、チタニウムケース、ラバーストラップ、5気圧防水。170万5000円（ウブロ／ LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン　ウブロ）

リヤガラスにもライオンロゴが誇らしげに鎮座。自動巻きクロノグラフムーブメントの動きとともに目を楽しませてくれる。

腕時計の薄型化や小型化が近年のトレンドになっていることに加え、カーボンやチタニウムといった新しい素材の採用が増えたことで、腕時計がますます軽くなってきた。軽くなった本格機械式時計がもたらす心地いいフィット感は、快適さが重視される現代のライフスタイルにもマッチする。

モダンダイバーズの祖“フィフティ ファゾムス”の70周年記念モデル第1弾。3時間スケールの回転ベゼルと、3時間で1周する潜水時間計測用の副時針が、潜水機材の向上により延びた潜水時間に対応する。ケース径47㎜、自動巻き、チタンケース、ラバーストラップ、300m防水。387万2000円（ブランパン／ブランパン ブティック 銀座）

スケルトンムーブメントの独創的スタイルが、時計愛好家に愛されている“エクスカリバー モノバランシエ”。そんな人気モデルがチタンモデルとなり、巧みな磨き分けでエッジの効いたフォルムがよりいっそう際立つ1本に。ケース径42㎜、自動巻き、チタンケース&ブレス、10気圧防水。929万5000円（ロジェ・デュブイ／ロジェ・デュブイ銀座ブティック）

自社開発の薄型ムーブメントで、薄型時計の歴史を塗り替えてきた“オクト フィニッシモ”に、カーボンを採用した新顔が仲間入り。カーボン製ケースバックからは、ピンクゴールドのプラチナ製ローターが眺められる。ケース径40㎜、自動巻き、カーボンケース&ブレス、100m防水。387万2000円（ブルガリ／ブルガリ ジャパン）

“カーキ フィールド チタニウムオート”が、ブレスレットでさらにスタイリッシュになって登場。武骨なサンドブラスト加工のブレスレットは大人の男にピッタリ。80時間のロングパワーリザーブも◎。ケース径38㎜、自動巻き、チタンケース&ブレス、10気圧防水。18万4800円（ハミルトン／ハミルトン　スウォッチ グループ ジャパン）

カーボン複合素材ながら大理石のような高級感を放つ独自素材“ノルテック”の採用で、スチールの約１/6、チタンの約1/3の軽さを実現。ショックアブゾーバー搭載ケースは200m防水で、ウォータースポーツにも対応する。ケース径42㎜、自動巻き、“ノルテック”ケース、ラバーストラップ、200m防水。84万7000円（ノルケイン／ノルケイン ジャパン）

クロノグラフの当たり年ともいわれる今年は、新旧の時計ブランドから話題のモデルが多数登場。加えて、近年人気が高まっている白文字盤に黒のインダイヤルをあしらう“パンダダイヤル”に新鮮な配色を取り入れた変化球モデルなど、各ブランドの個性が際立つクロノグラフも多数登場。特有のスポーティな顔つきを、より自分らしく楽しめそうだ。

“トップガン”とパートナーシップを結ぶ、唯一の腕時計コレクションのクロノグラフモデル。これはその“モハーヴェ・デザート”エディションで、サンドカラーの配色は、フライトスーツと飛行訓練学校があるチャイナレイク周辺の砂漠の風景から着想を得たものなのだとか。ケース径41.9㎜、自動巻き、セラミックケース、ファブリックストラップ、10気圧防水。172万7000円（IWC）

〈オメガ〉の新しい精度調整機構“スピレート™システム”の初搭載モデル。ハニカム模様のサンドイッチダイヤルにレーシングスタイルのミニッツトラックを施し、精悍さが際立つデザインに。アロー型インデックスも、塗布したスーパールミノヴァが黄色に発光する。ケース径44.25㎜、自動巻き、SSケース&ブレス、5気圧防水。179万3000円（オメガ／オメガお客様センター）

海のF1といわれるパワーボートレースの世界観を、飽和潜水対応の1000m防水という圧巻のスペックで表現。チャンピオンを意味する“1”を強調したインデックスが、黒とピンクゴールドが調和するダイヤルに浮かび上がる。ケース径45㎜、クォーツ、チタンケース、ラバーストラップ。1000m防水。29万7000円（エドックス／ジーエムインターナショナル）

ライダータブを備えたベゼルが特徴的な“アベンジャー”が、デザインを刷新。ケースが約1.2㎜薄くなったことでシャープな印象を強めている。ダイヤルは落ちついたグリーン。ストラップも同色だから、つけたときに映えること間違いなしだ。ケース径44㎜、自動巻き、SSケース、レザーストラップ、300m防水。103万9500円（ブライトリング／ブライトリング・ジャパン）

自身のブランドでオートバイのデザインも手掛けるデザイナー、サシャ・ラキックと共同開発。クロノグラフの積算計に、オートバイの計器のデザインを採用。クロノグラフの秒針と分針が重なると“B”が浮かび上がる。世界限定500本。ケース径42㎜、自動巻き、セラミックケース、カーフレザー×ファブリックストラップ、100m防水。99万9900円（ベル&ロス／ベル&ロス 銀座ブティック）

老舗のウォッチメゾンが採用しはじめたこともあり、ピンクゴールド、レッドゴールドの人気に押され気味だったイエローゴールドが復権の兆し。これに伴い、金時計自体が上昇トレンドに乗っている。新作にもこれに応えるかのように魅力的な選択肢が揃う。気品あふれる名作と個性際立つユニークピース、どちらを選んでも手元に華やかさをもたらす効果は絶大だ。

© Cartier
直線的なレクタンギュラーケースと手首に沿って描くカーブが美しく調和する“タンク アメリカン”。そのピンクゴールドモデルは、青焼きの針が映えるローマンインデックスの気品がよりいっそう際立つ。ケースサイズ44.4×24.4㎜、自動巻き、ピンクゴールドケース、アリゲーターストラップ、3気圧防水。254万7600円（カルティエ／カルティエ カスタマー サービスセンター）

ディープグリーンとピンクゴールドの美しいコントラストが、クラシカルなスタイルに新鮮さをもたらす1本。レイルウェイのミニッツトラックやドーフィン型針などが、コレクションを特徴づけるデザインコードとして目を引く。ケース径38㎜、手巻き、ピンクゴールドケース、アリゲーターストラップ、3気圧防水。1月発売予定。予定価格338万3000円（ヴァシュロン・コンスタンタン）

バーモチーフのラグが美しく調和する薄型ケースに、永久カレンダーとムーンフェイズ機構を組み込んだ自動巻きムーブメントを搭載。約100年間手作業でのカレンダー調整が不要。ケース径39.5㎜、自動巻き、サクラゴールドケース、アリゲーターストラップ、3気圧防水。583万円（タサキ）

チェッカーパターンの文字盤やアプライドインデックスまで統一した配色で、ゴールドの高級感が際立つ。サテン仕上げのブレスレットはしなやかな装着感で、工具なしで簡単に交換できるインターチェンジャブルシステムを採用。ケース径35㎜、自動巻き、SSケース&ブレス、10気圧防水。12万5400円（ティソ）

カレラ60周年を締めくくるモデルとして、イエローゴールドのクロノグラフが登場。アジュラージュ加工のサブダイヤルを配置したデザインが印象的。ケース径39㎜、自動巻き、イエローゴールドケース、カーフストラップ、100m防水。269万5000円（タグ・ホイヤー／LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン　タグ・ホイヤー）

コンプリートカレンダーやムーンフェイズ表示を備えたハイエンドクロノグラフに、ピンクゴールドの黒ダイヤルモデルが誕生。パルスメーター目盛りや曜日と月の表示窓にも赤を効かせ、視認性を高めた。ケース径40㎜、自動巻き、ピンクゴールドケース、アリゲーターストラップ、5気圧防水。475万2000円（ジャガー・ルクルト）

初代モデルの文字盤がなく、針がなく、リュウズがない前衛的スタイルに、歴代モデルのディテールを融合。ブラックDLCチタンケースに、ローズゴールドのベゼルを組み合わせた。ケース径44㎜、自動巻き、チタンケース、ラバーストラップ、30m防水。958万1000円（ユリス・ナルダン／ソーウインド ジャパン）

従来のK18ゴールドより美しい赤味を表現した〈ウブロ〉のキングゴールド製ケースに、〈ベルルッティ〉を象徴するヴェネチアレザーが映える。ケース径44㎜、自動巻き、キングゴールドケース、バーニッシュドヴェネチアレザーストラップ、10気圧防水。683万1000円（ウブロ／LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン　ウブロ）

50㎜に満たない手元の空間で、見る人に驚きを与えるギミックを披露してくれるユニークピース。複雑な機構や精度が求められる機械式時計で個性を表現できる贅沢さがまた、魅力的。表裏のダイヤルを持つ複雑機構を進化させた〈ジャガー・ルクルト〉の新作を筆頭に、話題作も目白押し。まわりとの圧倒的な違いを、手元で印象づけよう。

角型の反転式ケースで知られる“レベルソ”のクロノグラフモデルにオマージュを捧げた1本。裏側のダイヤルでは、クロノグラフの秒表示と30分積算計に加え、表ダイヤルと同時刻の表示も実現した。ケースサイズ49.4×29.9㎜、手巻き、SSケース、カーフストラップ、30m防水。365万2000円（ジャガー・ルクルト）

ゼンマイの巻き上げ量を問わずにトルクを安定させる、コンスタントフォース機構を搭載。極薄シリコン製ブレードをエネルギー供給の中間デバイスとするこの機能を、スケルトンダイヤルから眺められる。ケース径45㎜、機械式手巻き、チタンケース、ラバーストラップ、30m防水。1310万1000円（ジラール・ペルゴ／ソーウインド ジャパン）

懐中時計をベースに独創的デザインを生み出す“マヌアーレ”に、より小ぶりになった44㎜モデルが登場。コンパクトになっても、躍動する手巻きムーブメントを眺められるスケルトン仕上げのダイヤルは健在だ。ケース径44㎜、手巻き、SSケース&ブレス、10気圧防水。25万3000円（ガガミラノ／ガガ ジャパン）

点描画を駆使して描いた彫金細工のスカルが、マットな黒色で統一したセラミックケースから浮かび上がる。12時位置に、トゥールビヨンケージとオフセンターの秒表示が備わる。ケース径42.3㎜、自動巻き、セラミックケース、ラバーストラップ、3気圧防水。価格は要問い合わせ（ジャケドロー／ジャケ・ドロー ブティック銀座）

サファイアクリスタル製ケースを採用したことで、ムーブメントの動きが一目瞭然に。スモールセコンドの羽根車は、動きでも船のスクリューを再現した。ケースサイズ53.7×41㎜、自動巻き、サファイアクリスタルケース、ラバーストラップ、50m防水。709万5000円（クストス／フランク ミュラー ウォッチランド東京）

カラーダイヤルが人気を博し、色の選択肢が増える中、変わらず高い人気を誇るのがブルーダイヤルのモデルだ。各モデルの個性に合わせて色の濃淡や仕上げのバリエーションが増える一方、濃くてはっきりとした青だけでなく、微妙な中間色の青や薄い青を採用するブランドも増える傾向に。大好きな海に近いダイヤル色を見つけよう。

ブラックセラミックケースによって、ベゼルやプッシュボタンのブルーセラミックが爽やかに際立つ。メガタペストリーダイヤルは、外側に向かって濃色に変わる配色が印象的。ケース径43㎜、自動巻き、ブラックセラミックケース、カーフスキンストラップ、10気圧防水。770万円（オーデマ ピゲ／オーデマ ピゲ ジャパン）

再生ナイロンの“プラダ リナイロン”を採用したストラップをダイヤル色と調和させ、エレガントなケースを引き立てたコラボモデル。ストラップには、コラボの記念ロゴをホットプリントで施した。ケース径42㎜、自動巻き、SSケース、プラダ リナイロンストラップ、5気圧防水。95万3700円（パネライ／オフィチーネ パネライ）

新開発のダイバーズ専用薄型メカニカルムーブメントと〈セイコー〉ダイバーズ初のシースルーバックで進化を遂げた1本。波のリズムを表現したホリゾンタルパターンが、青ダイヤルに映える。ケース径39.5㎜、自動巻き、SSケース&ブレス、200m防水。42万9000円（セイコー プロスペックス／セイコーウオッチお客様相談室）

ダイヤモンドに次ぐ硬度をもつサファイアを12角形にハンドカットしたケースが存在感を放つ、“プライムタイム”の新コレクション。精度の高さが認められたクロノメーター認定ムーブメントを搭載。ケース径42㎜、自動巻き、サファイアケース、SSブレスレット、10気圧防水。71万5000円（センチュリー／センチュリー銀座ブティック）

アリンギ・レッドブル・レーシングとのパートナーシップを記念し、チームカラーをまとった“ペラゴス FXD”がお目見え。チタン製バックルを組み合わせた新型ストラップを採用。ケース径42㎜、自動巻き、カーボンコンポジットケース、ファブリックストラップ、200m防水。48万5100円（チューダー／日本ロレックス / チューダー）

ブレスレット一体型のラグスポ時計の人気とともに、“ブレス”時計の注目度が高まっている。ブレスレット自体が腕時計の世界観を完成させる役割を担う一方、アクセサリーとして手元を彩る効果も期待できるだけに、各ブランドの強いこだわりが感じられる。レザーやラバーとは違うなめらかなフィット感も魅力だ。

“クロノマスター スポーツ”の特徴である3色のインダイヤルを継承し、文字盤をメタリックブルーで彩った新色。1/10秒単位の計測が行えるクロノグラフ機能を備え、パワーリザーブを約60時間に拡大した、“エル・プリメロ 3600”を搭載。ケース径41㎜、自動巻き、SSケース&ブレス、10気圧防水。133万1000円（ゼニス／LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン　ゼニス）

12時位置に北半球、6時位置に南半球を配した立体的な表示があり、回転する地球儀で世界中の時刻を表示する。方位が記されたベゼルは双方向に回転し、簡易方位計としても使える。ダイヤルには、氷河のようなパターンを施した。ケース径42㎜、自動巻き、チタンケース&ブレス、10気圧防水。111万3200円（モンブラン／モンブラン お客様サポート）

美しい曲線を描くケースに沿ってカーブさせた形状のムーブメントが、画期的で注目を浴びているクロノグラフ。搭載したハイパフォーマンスクォーツムーブメントは、標準的なクォーツの約4倍の精度を誇る。ケース径44㎜、ハイパフォーマンスクォーツ、SSケース&ブレス、3気圧防水。13万8600円（ブローバ／ブローバ相談室）

巨匠ル・コルビュジエ考案のカラーパレットの“イングリッシュグリーン”で、ハイテクセラミック製ブレスのミッドリンクを彩った1本。わずか5㎜厚のケースが快適な装着感をもたらす。ケースサイズ37×43.3㎜、クォーツ、ハイテクセラミックケース&ブレス、3気圧防水。37万9500円（ラドー／ラドー　スウォッチ グループ ジャパン）

1965年に発表した初代ダイバーズウォッチを、オリジナルの直径43㎜から40㎜にダウンサイジングしてリバイバル。絶妙な角度でカーブするラグが、ブレスレットと調和。48時間パワーリザーブのスイス製自動巻きムーブメントを搭載。ケース径40㎜、自動巻き、SSケース&ブレス、100m防水。67万6500円（オリス／オリスジャパン）

トム・フォードが監修したファーストモデル“N.001”に、ガンメタルを採用した日本限定モデル。中央をポリッシュ仕上げで磨き上げた2㎜厚の極薄ブレスレットが、独創的なインデックスを上品に引き立てる。ケースサイズ44×30㎜、クォーツ、SSケース&ブレス、3気圧防水。31万4600円（トムフォード／トム フォード タイムピース）

時針の単独調整ができる使い勝手のよさで人気を博すGMTウォッチに、ケースサイズを3㎜縮小した39㎜径モデルが加わった。黒ではなくアンスラサイトの文字盤が、深緑色ベゼルとの新鮮なコントラストを描く。ケース径39㎜、自動巻き、SSケース&ブレス、10気圧防水。48万9500円（ロンジン）

メタルブラックに彩ったスケルトンダイヤルを通し、極限までスケルトン化した自動巻きムーブメントを眺められる。トノウ型ケースと調和する幾何学的フォルムのブレスレットも印象的。ケースサイズ51×42㎜、自動巻き、チタンケース&ブレス、50m防水。313万5000円（クストス／フランク ミュラー ウォッチランド東京）

1973年の“シチズンクォーツE・F・A”を彷彿させるケースに、フル充電で約1年稼働する光発電エコ・ドライブを搭載。12時と6時位置の山なりのラインから、なめらかに繋がるブレスレットも特徴的。ケース径42.5㎜、光発電エコ・ドライブ、SSケース&ブレス、10気圧防水。6万3800円（シチズン／シチズンお客様時計相談室）