快適性は機動力アップにも直結。
"ヤミツキ級"の仕事服を知っていますか?
働き方が変わってきている今、仕事服も変わってきた。もちろん、ビジネスにおける 勝負服が、上質なジャケットやスーツであることに変わりはない。ただそれが、もっと 楽で、快適さを実感できる服へと進化しているということ。実際、そんな服を纏うと、 仕事の効率や機動力アップにも繋がるのは間違いない。気持ちよく仕事ができて "結果"も出せるなんて、ビジネス服としては願ったり叶ったりといえないだろうか。
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高機能素材はもはや高級テイラード服においても欠かせ ないスペックに。伸縮するのはもちろん、汗に強かったり、 防シワ、撥水などの機能を備えたものもいまや珍しくない。 さらに軽量化も進んでいるのも、見逃せないポイントに。
ジャケット、パンツともに伸縮性抜群。バイラル オフ加工は、日本の検査機関の抗ウイルス試験でも効果が証明されている。ジャケット6万4000円、Tシャツ1万6000円、パンツ3万8000円、 シューズ3万4000円、バッグ5万9000円(以上エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)、その他はスタイリスト私物
抗ウイルス機能まで!
ビジネスシーンこそ、清潔感のある見た目が大切。これに加えて現在は、衛生面への配慮も気になる人もいるだろう。そこで注目したいのが、このセットアップ。 上下ともに"、バイラルオフ"という後加工が施されているが、これは日光に2時間当てると、繊維内のウイルスを99%減少させ、さらに細菌の増殖を抑制する技術。外勤が多い人にぴったりなのでは?
トラウザーズは、腰部分にゴムが入った楽パン仕様。見た目はきちんと感があるのに、座った際の締めつけ感がなく、デスクワークもこれなら快適。スーツ13万5000円(ラルディーニ/ストラスブルゴ)、シャツ3万2000円(サルヴァトーレ ピッコロ/ストラスブルゴ)、ベルト2万2000円(ボードイン アンド ランジ/ストラスブルゴ)、バッグ4万2000円(シセイ/ストラスブルゴ)、その他はスタイリスト私物
無縁で過ごせる。
見るからに仕立てがよさそうなスーツは、畳んでもシワになりにくいパッカブルシリーズの新作。伸縮性に富むウールポリエステル生地には、防シワ機能に加え、撥水性と透湿性も備わっている。こんなスーツなら、汗ばむ季節も快適に過ごせ、涼しげな顔で着こなせるはず。あいにくの雨天でも気後れせずに着られるのは嬉しい。
ジャケットは、極薄地で通気孔付きのライニングを施したストレッチ素材。ラベルに描かれた飛行機型のアイコンが、シリーズ共通の意匠となっている。トーナルカラーのチェック柄は、無地では寂しい印象になりがちなノータイの装いのアクセントにひと役かっている。ジャケット8万円、シャツ2万5000円、パンツ2万5000円(以上ボス/ヒューゴ ボスジャパン)、その他はスタイリスト私物
通気性の面でも優秀。
出張先で相手に好ましい印象を与えるのは必須。会議、クライアントとの打ち合わせ、人脈づくりなど、常にスマートな立ち居振る舞いが要求される。そんなとき頼り になるのが、この"トラベル"コレクションの1着。旅仕様ゆえの快適な着こなしはもちろん、パスポートポケットやヘッドホンループといった出張に便利な意匠も満載。
繊維自体が非常に細いスーパー 120'sウールを採用しているのも、優しい着心地の秘密。ジャケット15万円(ベルヴェスト/八木通商)、シャツ1万9000円(バブアー/バブアー 銀座店)、パンツ2万7000円(アントレ アミ/インターブリッジ)、バッグ4万7000円(ダニエル & ボブ/ダニエル & ボブ ジャパン)、ニット2万4000円(スリードッツ/スリードッツ青山店)、その他はスタイリスト私物
身のこなしも軽やかに。
上質な〈ベルヴェスト〉のネイビージャケットは、ウールの中でも清涼感あふれるサマーウール仕立て。しかも、縦横によく伸びるジャージ素材に仕上げている。だから、 柔らかなニットを羽織っているような着心地で、一日中着ていてもとにかく楽。スマホがちょうどよく収まる内ポケットが備わるなど、細部の作りこみも機能的。
●ストラスブルゴ
TEL:0120-383-563
●ヒューゴ ボス ジャパン
TEL:03-5774-7670
●八木通商
TEL:03-6809-2183
●バブアー 銀座店
TEL:03-6264-5569
●インターブリッジ
TEL:03-5776-5810
●ダニエル & ボブ ジャパン
TEL:03-6809-2183
●スリードッツ青山店
TEL:03-6805-1704
『Urban Safari』Vol.20 P18~19掲載
photo:Takashi Noguchi styling:Kan Nakagawara(CaNN) hair&make-up:Megumi Matsumoto text:Takumi Endo composition:Keiko Oshima