夢いっぱいの新作時計!【奥深い品格ウォッチ編】
一見派手ではないけれど、実はその中に、奥深い物語やブランド独自の個性と主張がある。そんな夢のある時計がコチラ。つける満足度もさることながら、時計の世界を楽しんでいることが伝わる1本は、時計通も唸る1本でもある。
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- Urban Safari Watches オーデマ ピゲ パテック フィリップ
[パテック フィリップ]
カラトラバ・トラベルタイム 5224
搭載されるムーブメントは超薄型の“キャリバー31-260”がベース。ケース径42 ㎜、ケース厚9.85 ㎜、自動巻き、18KRGケース、カーフスキンストラップ、3気圧防水。771万1000円(パテック フィリップ/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)
“トラベルタイム”モデル。
第2時針で2つのタイムゾーンの時刻がひと目でわかる“トラベルタイム機構”と、24時間で文字盤を1周する24時間表示を組み合わせたニューモデル。シックなネイビーブルー文字盤に浮かぶインデックスや針は、蓄光塗料により暗い場所での視認性も抜群。世界を旅する人にぴったり。
[オーデマ ピゲ]
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック
針とバーインデックスに蓄光塗料がセットされたことと、 スポーティなストラップの採用も、この新しいSSモデルの 見逃せない魅力。ケース径41㎜、自動巻き、SSケース、ラバ ー加工ストラップ、30m防水。313万5000円(オーデマ ピ ゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
味わい深い文字盤も魅力。
2019年に〈オーデマ ピゲ〉の新スタンダードコレクションとして発表された“CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ”。5年めを迎えた今年、待望のSSモデルが登場した。SSモデル専用のスタンプ加工による、波模様の文字盤&バーインデックスは、ゴールドモデルとは違うテイストが新鮮。
[アイ・ダブリュー・シー]
インヂュニア・オートマティック 40
初代モデルに採用されていたグリッドパターンを最新技術で復活させた文字盤や、フィット感抜群のブレスレットなど、ディテールの作り込みも素晴らしい。ブティック限定。ケース径40㎜、ケース厚10.8㎜、自動巻き、SSケース&ブレス、10気圧防水。156万7500円(IWC)
最新仕様でリバイバル。
天才デザイナー・ジェラルド・ジェンタのデザインで、1976年“技術者のためのスペシャルウォッチ”として誕生したモデルが、魅力的なスポラグモデルとしてアップデイトされ、帰ってきた。約120時間(約5日間)パワーリザーブを備えるほか、軟鉄インナーケース採用で耐磁性もバッチリ。
[ヴァシュロン・コンスタンタン]
パトリモニー・レトログラード・デイ/デイト
ケース裏はシースルーバック仕様。ジュネーブ・シールを取得した美しいムーブメントが楽しめる。2023年限定生産モデル。ケース径42.5㎜、ケース厚9.7㎜、自動巻き、プラチナケース、アリゲーターレザーストラップ、3気圧防水。予定価格997万400円(ヴァシュロン・コンスタンタン)
プラチナケースの逸品。
文字盤の上下にレトログラード式の日付、曜日表示を備えた1本に、定番モデルのホワイトゴールド、ピンクゴールドケースに加え、ブティック限定となるプラチナモデルが登場。このモデルの発想のもとである1920〜’30年代の懐中時計の雰囲気を彷彿とさせる。文字盤カラーも美しい。
[ショパール]
L.U.C 1860
サステナブルで、強さ、美しさに優れた独自素材“ルーセン トスティール”の採用も大きな魅力。年内発売予定。ケース 径36.5㎜、ケース厚8.2㎜、自動巻き、ルーセントスティール ケース、カーフストラップ、30m防水。予定価格326万7000 円(ショパール/ショパール ジャパン プレス)
L.U.Cの原点にして究極の1本。
いまやスイスを代表するマニュファクチュール となった〈ショパール〉の原点が、1997年に発 売された初代のL.U.Cモデル。新作はそのデザ インを踏襲しつつ、ムーブメントにジュネーブ・ シールを取得したプレミアムな復刻モデル。時 計愛好家にとっては、絶対に見逃せない1本。
[ロンジン]
ロンジン パイロット マジェテック
フルーテッド式のベセルは双方向回転式。三角形のマーカーを使って時刻のマーキングを行うことができる。ケース径43㎜、ケース厚13.3㎜、自動巻き、SSケース、カーフレザーストラップ(NATOファブリックストラップと交換工具付属)、10気圧防水。55万円(ロンジン)
魅力が最新仕様で楽しめる。
航空機の黎明期からパイロットウォッチでも数々の傑作を世に送り出してきた名門の1本。2月に発売されたこのモデルは、COSC公認クロノメーター認定の高精度を誇り、ロンジンエクスクルーシブのムーブメントなど、最新のメカニズムで1935年の名作の魅力が楽しめる。
●パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター
TEL:03-3255-8109
●IWC
TEL:0120-05-1868
●ショパール ジャパン プレス
TEL:03-5524-8922
●オーデマ ピゲ ジャパン
TEL:03-6830-0000
●ヴァシュロン・コンスタンタン
TEL:0120-63-1755
●ロンジン
TEL:03-6254-7350
『Urban Safari』Vol.34 P17掲載
text:Yasuhito Shibuya