〈グローブ・トロッター〉新CEOが就任後初来日!
歴史ある世界的ブランド、〈グローブ・トロッター〉の経営陣が2年前に一新。同じタイミングで新CEOに就任したヴィセンテ・カステラーノ。コロナの影響で来日が困難だったが、入国規制が緩和されたこともあり就任後初来日。今なぜ日本に来たのか、自身が持つブランドイメージ、今後の展望について語ってもらった。
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- ハートに火をつけて!
CEOイチオシのアイテムは、ジェームズ・ボンドシリーズ60周年を記念してリリースされたラゲッジコレクション。1作めの『007 ドクター・ノオ』にインスパイアされたデザインなんだとか。1962年当時に使われた“007”のオリジナルロゴをデザインした専用のレザーパッチを付けるなど、細部にまでこだわって製作されている
GLOBE-TROTTER
「来日の目的は日本チームとの顔合わせ。また、ブランドの今後3年の成長をみんなで考えるため来日しました。〈グローブ・トロッター〉はファッションブランドではないし、トレンドを追いかけるブランドでもないと思っています。しかし、実用性、機能性は現代風にアレンジしたいとも考えています。歴史が長くファンが多いブランドなので、過去を尊重することに軸足を置いて、私らしく変化をつけていきたいですね」
[ヴィセンテ・カステラーノ]Vicente Castellano
スペイン生まれ。マドリード・オートノマ・デ・マドリード大学で経営管理と財務の学士号を取得。2005年に〈ペペジーンズロンドン〉の取締役に。その後も数々の会社のトップを務め、2020年5月より現職。
雑誌『Safari』8月号 P215掲載
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