夏のコーデュロイパンツで持っておくべきは?
トレンドカラーでスポーティな“グリーン”系!
秋冬素材と誤解されがちなコーデュロイだけど、欧米では夏こそ快適な素材として親しまれてきたのがこの素材。昔から西海岸サーファーが好んで穿いているのも、生地自体が意外と薄く、爽やかな穿き心地だから!? まあ、そんなこともあって、潮風を感じる爽やかなお洒落にはぴったりなのがこの素材。なかでもこの夏穿くなら、スポーティにして清々しさをブーストしてくれるグリーンがイチ押し!
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夏のパンツ姿に取り入れれば、自動的に旬を感じる装いに落としこめるはず。また、グリーンをあしらったコーデュロイパンツはご存知のとおり、グリーン自体はファッションの世界ではトレンドカラーとして人気を博している色。なので、どこか落ち着いたトーンに。クラシカルな中にも大人っぽさがあるから、これを活用しない手はない。
Tシャツ1万1000円(ラグ & ボーン/ラグ & ボーン 表参道店)、ショーツ1万4080円(クリティカルスライド/ジャングルジャム)、キャップ5500円(アーモンド/トライオン)、ネックレス1万3200円(サンク/ハンドイントゥリー ショールーム)、その他はスタイリスト私物
海カジュアルで、グリーンコーデュロイを生かすヒントになるのがこちら。夏はやっぱり爽やかさが基本。たとえばグリーンコーデュロイショーツを白Tシャツと白スニーカーで挟むとどうだろう。グリーンがいっそう際立ち、なんとも鮮度の高い印象になるでしょ? こんな感じで白アイテムと合わせると、グリーンを選ぶ意味が出るってもの。是非試してみて!
1万4080円(クリティカルスライド/ジャングルジャム)
グリーンのサマーコーデュロイは、何度も洗うほどに味わいが増すというもの。“オールデイ ウォークショーツ”と名づけられたこちらは、まさにそのいい塩梅に味出しされたコンディションを、太畝コーデュロイにガシガシ洗いをかけて再現したもの。レングスは短かすぎず長すぎもしない、絶妙な16.5インチ丈。決して小僧見えしないところがいい。
1万3200円(オーシャン パシフィック/ハンドイントゥリー ショールーム)
ベイカーパンツっぽい前ポケが付いたコーデュロイショーツといえば、〈オーシャン パシフィック〉の代名詞。ブランドの発祥はカリフォルニアだけど、こちらはこだわりのジャパンメイド。コーデュロイはパイル織物のひとつということで、日本三大織物産地のひとつとして知られる静岡県の遠州地域で、昔ながらの製法で丁寧に仕立てられている。柔らかなうえ、ミントグリーンの発色も味わい深い。
2万4200円(ザ・ノース・フェイス パープルレーベル/ナナミカ 代官山)
こちらは、カーゴパンツとクライミングパンツを合体させ、ワイドパンツ風シルエットに落としこんだ“コーデュロイ カーゴパンツ”。コーデュロイの太さはウェルという単位(1インチに何本の畝があるかを表す単位)で表現されるが、これは太畝に位置づけられる9ウェルのものを、ハリコシのあるリサイクルポリエステルとオーガニックコットンの混紡素材で仕立てたもの。無段階でウエスト調節できるウェビングベルトや開脚しやすい股ガゼットといった、アクティブ派に嬉しい仕様も満載。
3万580円(ノンネイティブ/カバーコード)
〈ノンネイティブ〉のフレアフィットは、やりすぎじゃないフレア感が絶妙。こちらはそのシルエットを採用した定番チノパンを、コーデュロイに載せ替えた“ドゥエラー チノ トラウザース フレアフィット”。色褪せてマイルドかつ力の抜けた印象になったグリーンは、製品染めで表現したもの。畝にアタリの出たコーデュロイ生地はふわりと柔らかで、脚を優しく包んでくれる。
●カバーコード
URL:https://coverchord.com/
●ジャングルジャム
TEL:03-6452-5282
●トライオン
TEL:03-5820-7785
●ナナミカ 代官山
TEL:03-5728-6550
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
●ラグ & ボーン 表参道店
TEL:03-6805-1630
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo