夏は“ダメージ”デニムで視線を集める！
ダメージデニムの魅力はなによりワイルドな風貌にあり。こなれ感とたくましい雰囲気を存分に打ち出せるから、シンプルなスタイルでも個性たっぷりに仕上がる。小僧っぽくなりやしないかと心配であれば、狙うはラグジュアリーブランド。ワイルド感と華やかさのバランスが絶妙で、格上げだって狙える。まさに大人ならではのチョイス！
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右： 9万9000円 左：9万4600円（以上ディースクエアード／ディースクエアード スタッフ インターナショナル ジャパン クライアントサービス）
どちらもお得意のキャロットシルエットに激しい色落ちとダメージ＆リペア加工を施したもの。本物のヴィンテージと見紛う作りに仕上げられている。穿きこんだデニムが好きな人にはたまらない右のライトブルーは、ジャストレングスでこなせる設計で、穿き姿は実にスマート。一方、左のブルーは裾を折り返したややクロップド気味のレングスで、若々しい雰囲気を演出。シンプルな白Tシャツと合わせて着こなしたい。
8万4700円（サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ／サンローラン クライアントサービス）
全体的に淡い印象で色落ちさせた、爽やかなトーンが魅力。ヒゲをはじめとした腿まわりの表現力、美しさは見事。ダメージ部分は大きく膝に１カ所と、小さめに数カ所と少ないが、それだけに効果的に目立っている。シルエットはややスリムだが、ストレッチ素材混の生地だからストレスなく穿ける。信頼の置ける日本製であることも特筆すべき点。
25万1900円（ジバンシィ／ジバンシィ表参道店）
コチラの１本はその名も“デストロイド”。何度もリペアを繰り返したようなデザインは、まるでアート作品のよう。横糸がむき出しになるほどのダメージ加工と、モールスキンによるパッチリペアが味なポイント。色落ちの具合もリアルにちゃんと穿きこんだことで擦れる部分に狙いを定め、落ち具合も絶妙。ヴィンテージ好きなら思わず食いつく!?
8万8000円（ヴェルサーチェ／ヴェルサーチェ ジャパン）
デニムらしい青々としたトーンがたまらない１本。やりすぎ感もなく、かといって味な印象はしっかり表現された、バランスのとれたダメージ具合が嬉しい。スリムフィットとはいえあまり窮屈な印象はなく、ほどよく品のいいシルエットな点も見どころ。ジャケットを羽織った品格あるスタイリングのハズしとしても効果を発揮してくれる。
●ヴェルサーチェ ジャパン
URL：https://www.versace.jp
●サンローラン クライアントサービス
TEL：0120-95-2746
●ジバンシィ表参道店
TEL：03-3404-0360
●ディースクエアード スタッフ インターナショナル ジャパン クライアントサービス
TEL：0120-106-067
photo : Kouki Marueki（BOIL） styling : Hidenori Asai text : Yuta Yagi
