アラフォーのお洒落度が上がる、
グリーン使いの鉄板ルール!
このところ、なにかと目にする機会が多いのがグリーン。それもそのはず、なんたって今季のトレンドカラー。そのうえ、自然やサスティナビリティな意識を感じる色でもあるから、そういった意味でも、時代の気分を表す色として楽しむのもいいんじゃない? でも、せっかく取り入れるのであれば、安易に流行に乗っかるのではなく、いい年の大人にこそに似合うグリーンを纏いたい。で、それが、爽やかさと渋さが同居した“くすみグリーン”。
- TAGS:
- Fashion
同じグリーンでも、ダークなグリーンは夏服に取り入れる色としてはやや地味過ぎる。一方、明るめのミントグリーンは夏に向けた色として悪くない。でも、着こなしによっては、いい年の大人が街で着ると浮いてしまう可能性も!? そこで“くすんだグリーン”の出番。ライトなトーンを選べば変に重さを感じることもなく、ちょっとヴィンテージ感のある色落ち具合が渋い大人の魅力を引き立ててくれる。だからおすすめ。
ニット2万3100円、パンツ3万1900円、スニーカー3万1900円(以上セオリー/リンク・セオリー・ジャパン)、メガネ3万6300円(モスコット/モスコット トウキョウ)、手に持ったブルゾン4万2900円(ブルックス ブラザーズ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
くすみグリーンの取り入れ方として是非試してみてほしいのが、複数のアイテムに使ってみること。1点使いでも、この色の爽やかさと渋さをしっかり印象づけることは可能。でも、たとえばこうやって上下のワントーン使いにしても、色の主張が強すぎないので全然クドくならない。むしろ、清々しさが増して見える。じめじめとした梅雨を爽やかに乗り切る意味でも、かなり使える色かと。ちなみにここで合わせているのは、ニットと楽パン。どこか品のよさも感じるくすみグリーンには、こういったご近所ウエアをお出かけ着に昇格させる効果も期待できる!
ニット2万3100円、パンツ3万1900円(以上セオリー/リンク・セオリー・ジャパン)
トップの“Eco Breach Riland Pique Z(エコブリーチ リランド ピケ Z)” は、梅雨時も爽やかな着心地を楽しめる鹿の子編みの丸首ニット。ネックが重ね着っぽく見える二重構造なので、ロンT感覚で素肌に直接着て柔らかな着心地を堪能してみたい。同様に、淡いグリーンに染まったイージーパンツは、“Eco Crunch Curtis DRW(エコクランチ カーティス DRW)”。オーガニックリネン製で、ストレッチ性を加味するために混紡したポリウレタンもリサイクル素材を採用。肌あたりのよさに加え、地球にも優しい作りに。
ジャケット6万3800円、シャツ2万6400円(以上バグッタ/トレメッツォ)
ジャケットにシャツが必須なレストランに、彼女をエスコートする。そんなときも、くすんだグリーンは頼りになる。まわりにダークなジャケ姿が多いからこそ、この色の爽やかや肩の力が抜けた雰囲気が印象的に映るし、彼女に視覚的なリラックス効果を与えられそう。このジャケットは、カーディガンのように軽やかで、伸び縮みする一枚仕立て。バンドカラーシャツも、洗いをかけたウォッシュドリネン仕立て。どちらも柔らかだから、ジャケット着用が久々でも、窮屈な思いをせずにフルコースディナーを楽しめる!?
1万7600円(オーラリー)
スーピマコットンの極細糸を使い、超ハイゲージの薄手スウェットに編み立てた“スーパーハイゲージスウェット ビッグプルオーバーシャツ”。表面にシャルム起毛と呼ばれる加工を施しているので、グリーンの色合いも柔らかで、生地感もいい意味でスウェットっぽくない品のよさ。それでいて、身頃の両脇を切り替えるリバースウィーブ型なので、アメカジ愛もさりげなく表現できる。
1万1000円(ヴァリゲイター/アドナスト)
コチラは一度染色を施した生地の上に、もう一回顔料染めでオーバーダイ(後染め)を施したもの。まさに“ヴィンテージダイ スウェットフーディ”という名に偽りなしの味わい深さがある。しかも、仕上げにバイオ加工を施しているおかげで、生地表面は非常にしなやか。海上がりの“相棒”にしたら、手放せくなりそう。
●アドナスト
TEL:03-5456-5281
●オーラリー
TEL:03-6427-7141
●トレメッツォ
TEL:03-5464-1158
●ブルックス ブラザーズ ジャパン
TEL:0120-02-1818
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
●リンク・セオリー・ジャパン
TEL:03-6865-0206
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo