楽ちんパンツも貫禄で差をつける!
リッチブランドの“黒スウェットパンツ”!
ちょっと近くのカフェまでなんてときは、スウェットパンツに頼りがち。歩きにもチャリにも対応できるこの楽ちんパンツは、やっぱりやめられない。とはいえ、洒落者ならこのラフなスウェットパンツにもひと工夫ありたいもの。みんなが気を抜きがちなスタイルのときこそ、“違い”を見せつけられるチャンスなのだから。カフェで出くわした人に「あれ? スウェットパンツ姿なのになぜこんなにお洒落に見える!?」って思わせたらこっちのもの。で、それを可能にしてくれるのが、ラグジュアリーブランドの黒スウェットパンツ。これなら格の違いが一瞬で伝わるはず!
ということで集めてみた贅沢ブランドの黒スウェットパンツは、ロゴの見せ方からしてその辺のブランドとはちょっと違う。フロントだったりすねの部分だったりと、意外な場所にロゴが施されているのが洒落ている。当たり前の位置じゃないところにあるからこそ目にとまるし、センスの違いも印象づけられるってわけ。
7万2000円(セリーヌ オム バイ エディ・スリマン/セリーヌ ジャパン)
トップスを裾出しで着てもバッチリ見える絶妙な位置に、今季いろんなアイテムで展開しているミニマルな〈セリーヌ〉ロゴが鎮座。白ロゴがひと際印象的に見えるのも、黒スウェットならではの魅力かも。よく見ると、ドローストリングスの先端にあるストッパーにも極小のロゴが刻印されている。同じロゴをバックプリントとして施したパーカもあるので、セットアップ使いすればタダ者じゃないスウェット姿に!?
11万7000円(ステラ マッカートニー/ステラ マッカートニー カスタマーサービス)
サイドラインと一緒に描かれた“23 Old Bond Street”というアドレスを見てピンと来た人は、かなり〈ステラ マッカートニー〉好き。これは、ロンドンにあるフラッグシップストアの所在地を示したもの。ブランドロゴだけじゃないところにセンスを感じるでしょ!? オーガニックコットン製のスウェット素材を使っているところも、サスティナビリティに本気で取り組むこのブランドの“らしさ”を感じるポイント。
3万2000円(エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
こちらは、ステッチで縫い合わせたセンタークリース入り。膝下すっきりなシルエットが際立つ大人顔のジョグパンツと思いきや、ポップな書体のロゴパッチで見どころもきっちり演出している。生地自体は、コットンスウェットではなく、ポリエステルにレーヨンとポリウレタンをブレンドしたネオプレーン素材。さらりと優しい穿き心地で、伸縮性バツグンなので、動きやすさも百点満点。
5万円(ディースクエアード/ディースクエアード 東京)
膝下から裾に向かってキュッと絞った立体感あるシルエットは、きっと〈ディースクエアード〉のデニムが好きな人にはたまらないはず。右のすね部分にプリントされた“ICON”は今季の人気シリーズを象徴するシンボル。自転車のペダルを漕いでいるときのアイキャッチになるだけでなく、脚をさっと組んだときにもアピールできる位置というのが新鮮。フロントフライ付きで、ゆる過ぎない見え方なのもポイント。
●ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070
●ステラ マッカートニー カスタマーサービス
TEL:03-4579-6139
●セリーヌ ジャパン
TEL:03-5414-1401
●ディースクエアード 東京
TEL:03-3573-5731
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo