〈ゼニア〉のシャツジャケットは二兎を追って二兎を得られるいいとこどり!
メジャーリーグの歴史を変えた“二刀流”然り、先月号で特集したハイブリッドアウター然り。二兎を追っても結果さえ出せば評価を得られ、新しい景色も見られる。絶妙ないいとこどりが叶うシャツジャケで、それを体感しよう!
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ZEGNA
日本の野球界でも先発投手がDH兼任で出場する、いわゆる“大谷ルール”が導入されることになった。すでにDH制を採用しているパ・リーグのほか、社会人野球や大学野球でも来シーズンから適用され、“第二の大谷”が誕生しやすい土壌を作ることにも繋がるという。
かつて、ふたつの役割をいいとこどりする“二刀流”はどっちつかずと揶揄され、マイナスイメージがつきまとうものだった。そうしたステレオタイプな考え方に風穴をあけ、立ち位置を限定することが未知なる才能の開花や、新しい価値を生み出すうえでは足枷になる可能性があることを日米の球界に結果で気づかせた大谷翔平の功績は、偉大というしかない。
で、立ち位置を限定しないからこそ享受できるよきことを、春のお洒落で体感させてくれるのが〈ゼニア〉のシャツジャケット。いわゆるシャツとライトアウター的な要素をいいとこどりしたシャツジャケなのだが、その落としどころが絶妙。ダブルポケットで男らしさを印象づけられる一方、ボタンを閉じれば比翼仕立ての上品さをきっちり見せられる。上質なリネン特有の美しい光沢が際立つ生地は、3本のリネン糸を撚ったものなので、従来のリネン生地のようなシワが発生しにくいのも特徴だ。これならシャツとしてインに着てもシワシワになりにくく、アウター使いするときはパリッとハリのある生地で美しいシルエットを描き出せる。
しかもこれ、生地自体が少し厚手で、裏地が張り合わせてある。だから、まだちょっと肌寒さを感じる春先から着られ、インを薄手にしていけば初夏までお洒落の"先発投手"を任せられる。ちなみカラバリは5色あって、この配色は“ライトバーガンディ”。華やかさと品のよさが同居したこの色を味方につければ、街を歩くその時間が“ショータイム”になるに違いない!?
身幅にほどよいゆとりを持たせた、オーバーサイズフィットを採用。裾まわりは、ストンと落ちてきれいなシルエットを描き出せるボックスカットに仕上げた。フロントとフラップポケットを閉じると表にボタンがいっさい見えなくなり、品のよさを前面に押し出せる。17万6000円(ゼニア/ゼニア カスタマーサービス)
●ゼニア カスタマーサービス
TEL:03-5114-5300
雑誌『Safari』4月号 P274掲載
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photo : Mika Miyamoto text : Takumi Endo