【デニム】どこか懐かしい
ブーツカットデニムがリバイバル!?
細身ストレートやスキニーなど、このところすっきりシルエットが主流だったデニム。だがここへ来て、久々にブーツカットに注目が集まっている! 品よくスマートなデニムスタイルは大人好みではあるものの、それがずっと続けば少し食傷気味になるのも否めない。そんな中、ブーツカットデニムがメゾンのコレクションに登場したり、レディスブランドでも復活の兆しが……。となればこれは見過ごせない!
Harry Styles [ハリー・スタイルズ]
デニムこなしが得意なセレブの間でも、最近はブーツカットを見かけることもちらほら。'70年代風やロックなファッションが得意なハリーだって、ホラ、このとおりブーツカットでなんだかお茶目な着こなし。ボーダー重ねやタックインなどの小技はお洒落上級者ならではだが、ブーツカットデニムは上品な濃紺を選んでいるのは参考にしたいところ。やはり今どきの大人が取り入れるなら、あくまでもレトロ感は控えめにさりげなく、というのが重要。そこで今回は、比較的着こなしやすいブーツカットデニムを紹介しよう。
01
[リーバイス ビンテージ クロージング]
LEVI‘S VINTAGE CLOTHING
リジッドブーツカットデニムパンツ2万5000円(リーバイス ビンテージ クロージング/リーバイ・ストラウス ジャパン)
深いインディゴブルーとシルエットの美しさが秀逸!
1970年代半ば頃の517ブーツカットデニムを忠実に再現したモデル。シルエットの美しさに定評があった517だけに、ほどよいブーツカットレッグのストレートシルエットは、美脚効果も抜群。タフな質感と落ち着いたインディゴブルーを楽しめるリジッドデニムは、カジュアルを品よくこなすには最適。
02
[リー×ジョンズ]
LEE×JOHN’S
ブーツカットデニムパンツ2万4000円(リー×ジョンズ/ジョンズクロージング)
爽やかな季節感漂う切りっぱなしのブリーチデニム
白に近いブリーチカラーが春らしく爽やかな印象。ブーツカットの裾は斜めに切りっぱなしになっており、個性的かつヌケ感もたっぷり。9分丈なので足首を出してリラックス感のある着こなしを楽しむにはおすすめ。淡いトーンは活かして白Tや白シャツと合わせれば、クリーンなブーツカットスタイルが完成する。
03
[ハバノス]
HBNS
ブーツカットデニムパンツ2万4000円(ハバノス/ヘムト PR)
男っぽく骨太感を出すならヴィンテージライクな1本を
さりげない男らしさが魅力の〈ハバノス〉は、デニムもしっかりと味出しで骨太感のある仕上がり。ヴィンテージ感のあるヒゲやアタリをアクセントに、ほどよいブーツカットでワイルドな着こなしが楽しめる。そのままタフに着るのはもちろん、上品トップスでバランスを取るとこなれた大人カジュアルに。
コーデはこ〜んな感じ!
ジャケット11万円(エルネスト/バインド ピーアール)、オープンカラーシャツ1万3000円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、ブーツカットデニムパンツ2万4000円(ハバノス/ヘムト PR)、サングラス4万4000円(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)、腕時計97万円(ブライトリング/ブライトリング・ジャパン)、サイドゴアブーツ2万5000円(ブランドストーン/シードコーポレーション)
男らしさと抜け感の好バランスに注目!
しっかりと色落ちしたブーツカットデニムは、テイラードJKとシャツという落ち着いたトップスで、ラフになりすぎないスタイリングに。とはいえ、インナーのマニラシャツはちょっとリゾート感のあるアイテムなので、味デニムの力の抜け加減と馴染みやすく相性抜群。武骨なデニムの足元には、やはり味ブーツで男らしい存在感を!
●アイヴァン 7285 トウキョウ
TEL:03-3409-7285
●シードコーポレーション
TEL:03-6709-9662
●ジャック・オブ・オール・トレーズ△プレスルーム
TEL:03-3401-5001
●ジョンズ クロージング
TEL:03-3464-7705
●バインド ピーアール
TEL:03-6416-0441
●ブライトリング・ジャパン
TEL:03-3436-0011
●ヘムト PR
TEL:03-6721-0882
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
styling : Masahiro Enomoto(remix) text : Satomi Maeda
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です