ロビン・フッドが誕生したきっかけとは!?『フッド:ザ・ビギニング』
中世イングランドの伝説的英雄のロビン・フッド。これまでもショーン・コネリー、ケヴィン・コスナー、ラッセル・クロウら、そうそうたるスターたちが演じてきた。そこへ新たに加わるのが『キングスマン』、『ロケットマン』など話題作に出演し、このところ超絶好調なタロン・エガートン。タイトルにあるとおり、ロビン・フッドの“はじまり”を描く物語だ。
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『フッド:ザ・ビギニング』
ムネアツなポイントは?
“現代風ロビンフッドに共感度も抜群!”
広大な屋敷に住む領主ロビンは、十字軍の1人として異国で激戦を繰り広げる。4年後、帰国した彼は、自身が戦死したとされ、領地も財産も没収されていたことを知る。腐敗した政府への反逆を誓った彼は、頭巾(フッド)で顔を隠し、政府から金を奪うように。そして、いつしか民衆のヒーローになり……。あるときは、自己中心的で傲慢な領主。そしてまたあるときは、正義のために闘う盗賊。この2面性こそがヒーローの条件⁉ もちろん、ロビンの真骨頂、弓の特訓や、正義の行動がまさかの裏目に出てしまうなどの、ドラマチックな展開もあちこちに用意されている!
舞台は一応、中世のイングランド。けれどもキャラクターの設定や会話は、かなり現代風にアレンジしているので、歴史物が苦手な人でも大丈夫。そして、ロビンと恋人のマリアン、そのマリアンの新しい恋人との三角関係といった、恋愛ネタも随所に盛りこまれている。また、弓を駆使した戦いのほか、肉弾戦や大爆発、さらに馬車の疾走などアクションでの興奮度は期待どおり。豪快なヒーロー映画が好きな人にとっては、大満足すること間違いない!
『フッド:ザ・ビギニング』
製作/レオナルド・ディカプリオ 監督/オットー・バサースト 出演/タロン・エガートン、ジェイミー・フォックス、イヴ・ヒューソン、ジェイミー・ドーナン 配給/キノフィルムズ
2018年/アメリカ/上映時間116分
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