俳優ジェームズ・フランコが着こなす
格上‟ボア襟JK”とは⁉
地味で武骨な印象になりがちなアメカジの冬カジュアルを、一気に格上げできるのがボア襟ジャケット。モコモコのボアがリッチな雰囲気を演出してくれるうえに、実は着こなしに優しさを添える効果も。だからコーデに投入するだけで、さりげな〜く印象を変えてくれるというわけ。
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そんなボア襟JKを愛用しているのが、映画監督としても高く評価されている俳優のジェームズ・フランコ。特に彼の場合は〈グッチ〉がお気に入りのようで、デザイン違いで何着か持っている様子。彼がどんな風にボア襟JKを着こなしているのか、さっそく見てみよう。
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濃紺ボアGジャン
濃色コーデを柔らかく魅せる効果あり!
まずは定番のトラッカージャケット風の1着を羽織ったジェームズ。ブラウンのボアがこなれた雰囲気で、男っぽい濃色コーデに柔らかいニュアンスが加わっているのがわかる。ド派手コーデの彼女に対して、”遊び心のある落ち着いた大人”といった絶妙な距離感。これがもしボアのない普通のデニムJKだったら、まったく違う印象になっていたはず。2人のバランスもどこかチグハグに見えたかも!?
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ボア襟レザージャケット
ボア襟で爽やかなヌケ感を演出!
こちらのジェームズは、裏ボアタイプのレザージャケットを着用。といってもミリタリー感はあまりなく、<グッチ>らしい洒落たエッセンスをちりばめた1着といえる。インには赤ボーダーが楽しげな薄手ニット。ボトムは味デニムにゴツめの茶靴を合わせている。白のボアとニットが爽やかなヌケ感を演出して、アクティブな冬コーデといった雰囲気に仕上がっている。
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ボア襟刺繍入り淡青デニムJK
お目立ちボアJKで一気に華やぐ!
色とりどりの刺繍をあしらった〈グッチ〉のボア襟デニムJKを着たジェームズ。ストライプシャツ、味デニム、茶のマウンテンブーツというシンプルな着こなしを、アウターひとつで華やかな印象にアレンジしている。ボリューミーなボアもリッチな雰囲気で、まるで毛皮のストールを垂らしているよう。冬コーデを大胆に格上げしたいなら、このくらい攻めてみるのもアリなのでは?
ジェームズ・フランコの着こなしを参考に、大人のボア襟JKコーデを楽しんでみては?
[ダニエレ・アレッサンドリーニ]
DANIELE ALESSANDRINI
12万5000円(ダニエレ・アレッサンドリーニ/Safari Lounge)
武骨なデザインを首元のボアと裏地のブルーが中和
高級感のあるボア襟のレザーブルゾン。ボアを取り外して、男らしく決めることも可能。袖と裾のリブで、締まりのあるシルエットながら、やわらかい羊革を使用しているので着心地よく、すでに何年か着続けたような馴染み具合。チラ見えするブルーの裏地も印象的。
[ダブルピー ウエストポイント]
WP WESTPOINT
3万2000円(ダブルピー ウエストポイント/Safari Lounge)
潮っぽくて骨太な印象がたくましい男に似合う!
ボア襟×コーディロイボディで、レイドバックしたサーフな雰囲気のGジャン型ブルゾン。〈ジャパンブルージーンズ〉とのコラボアイテムで、全体にボールバイオ加工を施し、自然なアタリを表現されているのが特徴的。スタイリッシュに着こなせるゆったりすぎないラインもいい。ソフトな風合いのコーデュロイと、モコモコのボアで季節感たっぷり。
[マッキアジェイ]
MACCHIA J.
3万5000円(マッキアジェイ/Safari Lounge)
ボックス型のクラシカルなシルエットでラフに!
胸元にフラップポケットを配したワーク感のあるデザイン。バックにはブランドアイコンをワンポイントとしてトッピング。ボックス型のクラシカルなシルエットは大人にぴったり。表面は風合いのあるコーデュロイ素材で、内側にはふっくらとしたボアをあしらい、ウォーム感アップされているのがポイント。
●Safari Lounge
TEL:03-4485-1305
photo by AFLO