セレブも実践!
Tシャツ姿にハットを被るとなぜお洒落に見える?
夏は薄着になるぶん、着こなしには“演出”が必要不可欠。そのことがよ~くわかるのが今回ご紹介するセレブたち。彼らの着こなしは、一様にTシャツ主体のさっぱりとした着こなしだけど、とってもお洒落に見えるのはハット使いが上手だから。でもコレ、ただハットを被ればいいってもんじゃない。そこにはちゃ~んとお洒落の演出があるんです!
今回焦点を当てたのが爽やかなつば付きのハット使い。被ると間違いなく上品な印象に。さらに、大人の風格が滲み出るのもいい。で、そんなハットはボタニカル柄などの開襟シャツを合わせてリゾートっぽく見せるのが鉄板だけど、もちろんシンプルなTシャツと合わせるのもアリ。この場合、セレブが実践しているように、Tシャツは無地のシンプルなもので合わせるのがポイント。このほうが、大人っぽく見えて品があるように見えませんか? 逆に、シンプルな無地T姿がなんだかもの足りないってときは、ハットを被ると一気に大人の雰囲気に。普段柄シャツやプリントTを着ない人にとっては、このハット使いが大人らしい演出の強~い味方になるんじゃない? というわけで、ここから先はお洒落セレブの上手なハット使いを見ていこう!
[クリス・パイン]
Chris Pine
NYのホテルから出てきた俳優クリス・パインは真っ白ハットが印象的。このハットがなかったら? そう、白のロンTと楽チンパンツのイージーな着こなしにしか見えないはず。足元のビーサンはホテルから出てきたにしてはラフすぎるところだが、爽やかな白ハットとセットで考えると、リゾートっぽい着こなしとしては完璧かも。パンツのシルエットも余裕たっぷりで、こちらもリゾートっぽい雰囲気作りに貢献しているといえそう。それにしても白のロンTと白のハットのコンビは爽やか魅せに効果絶大。大人の貫禄も感じられて好感度大!
[エリック・バナ]
Eric Bana
ベニスでバカンスを楽しんでいた俳優のエリック・バナ。彼は滞在中ずっと無地Tシャツにショーツスタイル。さすがにそれではラフすぎると感じたのか、あるいはベニスの観光気分にぴったりと思ったのか、街歩きではナチュラルなハットをご愛用。着こなしとしてはごく普通のTシャツ&ショーツスタイルだけど、こちらもサングラスにハットを纏うことで、大人らしい貫禄を醸し出している。ハットを被れば、たとえ足元がスニーカーでも落ち着いた雰囲気はキープ。ちょっとした工夫だけど、やっぱり大人魅せにはハットは効果絶大!
[ギャヴィン・ロスデイル]
Gavin Rossdale
こちらはLAの街角でパパラッチされた、ギャヴィン・ロスデイル。ミュージシャンらしくモノトーンで決めているけど、余裕しゃくしゃくに見えるのは白ハットのおかげ。彼の愛用ハットはリゾートっぽいというより、街仕様の中折れハット。白に黒のリボンが着こなしカラーとリンクしていて印象すっきり。しかも、無地白Tと伸び伸び楽チンパンツというゆるめの着こなしの中で、ハットのキリッとした雰囲気が全体を引き締めているのがよくわかる。う~ん、これはかっこいい!
というわけで、シンプルな無地T姿に大人の貫禄を加えてくれるハット使い。苦手なんて言わないで、大人だったら堂々と挑戦してみてはいかが?