お洒落俳優オーランド・ブルームは、
〈モンクレール〉のダウンベストをどう着てる?
ダウンジャケットは手に入れた。あとは、いかにかっこよく着こなすかが問題。はい、その通り。なんだけど、実は着こなしの幅を広げるうえで役に立つ、もうひとつのダウンがある。それがダウンベスト。「え? この時期に? 袖がないと寒いよ~」と言うことなかれ。袖がないことを逆に活用。上手に着こなせば、ダウンジャケット以上に着こなしに変化をもたらすことができる。
そこで是非見てほしいのが、お洒落セレブでお馴染みオーランド・ブルームの着こなし。彼が愛用しているダウンベストは〈モンクレール〉のもの。今回はタイプの違う2つのダウンベストの上手な着こなしをご紹介しよう。
〈モンクレール〉の艶ダウンベストに、エスニック柄ニットを効かせた着こなしがコチラ。もうお気づきですよね? そう、ダウンベストは袖がないぶん、その下に着るアイテムの魅力をさらに生かせるのが特徴。特にオーリーが選んだようなエスニック柄やカウチンセーター、あるいは迷彩柄のニットなどを効かせるには好都合。もちろんセーターが厚手であれば、ダウンのふっくら感とも相まって全体のバランスもよし。そのへんは、オーリーも計算づくなのだろう。こんな着こなしは、間違いなく普通のダウンジャケットじゃ望めない芸当。ホラ、ダウンベストがあると着こなしの幅が広がりそうでしょ?
ダウンベストは柄効かせに活用できる一方、当然カラー効かせだってお手のもの。で、その着こなし見本がコチラ。それにしてもオーリーがお洒落だと思うのは、リジットデニム&黒スニのボトムとトーンを揃えて、ダウンベストもマットな風合いのものをチョイスしたこと。これにより青ニットと赤い差し色が強調され、アクティブな印象に。もちろんそんな印象作りには、ダウンベストの軽快なデザインも貢献しているのはいうまでもない。
ちなみにこのダウンベスト、なにもお洒落の幅を広げてくれるだけが魅力じゃない。たとえば、長時間寒空の下で過ごさない日や、クルマで移動するときなどには快適で便利。だって袖がないぶん、確実に動きやすくてお手軽ですからね。また、冬のお洒落の大敵、着膨れ感を見事に回避してくれるのもダウンベスト。みなさんも上手に活用して、冬のお洒落に役立ててみてはいかが?