洒落者ゼインはパーカ使いにひと工夫!
人と差をつけるなら“色”で思い切る!
ワン・ダイレクションの元メンバーで、アーティストのゼイン・マリク。彼は個性的なカジュアルを得意とする洒落者。この時季欠かせないパーカも、どことなくほかとは違う着こなし方をしている。そんな中で、注目したいのはパーカの色。LAで人気のスポーティな着こなしが個性的に見えるのは、実はその色使いがポイントだったりも。パーカってなんとなく着こなしに合わせがちだけど、そこにちょっと気を遣うだけで、グッと今っぽく洒落て見えるから不思議!
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Zain Malik [ゼイン・マリク]
とはいえ、いい年の大人がカラーものを着ようと思うと、派手だし子供っぽくてちょっと……な~んて、避けている人も多いかも。けど、それは着こなし次第。ゼインを見てほしい。まず、合わせるボトムはやはり“黒”というのが大前提のよう。 カラーパーカを着るときは、ゼインもこの法則を徹底しているよう。
Style01
〈ポロ ラルフ ローレン〉の
フード付き長袖ポロシャツ
’90年代の雰囲気が洒落てみえる!
こちらはポロシャツにフードが着いた、”重ね着風”アイテム。この色使い、'90年代風な雰囲気がして『Safari』世代としては、どこか懐かしいと感じるかも。袖にロゴのプリントされているあたりも’90年代な雰囲気。それもそのはず、これは〈ポロ ラルフ ローレン〉が1993年に発表したコレクションで、今年復刻版として登場した話題のアイテム。これ1枚でグッと旬な印象になっているでしょ? これだけ色を使っていても、ゼインのようにボトムを黒にして、シンプルに着こなせば、妙に浮いた感じはしないはず。1枚でサマになるというのは、まさにこのこと!?
Style02
〈ナイキ〉の
ウインドブレーカー
ローゲージのニットを重ねて洒落着に!
お次はフード付きウインドブレーカーをインにしたスタイル。パンツはジャージ。さらに足元がスニーカーだから、パッと見スポーティすぎる印象にもなりがちだけど、ニットカーデをアウターに合わせているので、単なる“ジム着”というふうには見えない。ニットを合わせるなら、ハイゲージのものよりも、ゼインのように男らしさのあるローゲージの方がスポーティスタイルには似合うのかも。ウインドブレーカーは、青と白と緑という色ながらも、それぞれをニットや足元などで拾っていて馴染ませているは、ゼインの着こなし上手なところ。さらに〈ルイ・ヴィトン〉と〈シュプリーム〉の赤いリュックもポイントに効かせているのはさすが。
Style03
〈リゾート コープ〉の
赤パーカ
赤黒のメリハリでグッと洗練された印象に!
〈リゾート コープ〉はベルギー生まれのデザイナーが立ち上げたブランド。ブリュッセルに生まれながら、デザイナー自身が育ったというアメリカ・デトロイトの工業的風景にインスピレーションを受けているんだとか。そんなブランドの中でゼインが選んだのは、胸元にブランドロゴが入ったシンプルなパーカ。真っ赤なパーカというとちょっと着づらいと思われそうだが、こうして黒のダウンを合わせることで都会的な印象に。さらにボトムは、パーカとも相性がよく、今季話題の黒スウェットパンツを選択。シューズも黒で統一しているので、スタイリッシュさが際立っている。