【まとめ】アンドリュー・ガーフィールドのお洒落コーデ8
これまで『Safari Online』で紹介してきたアンドリュー・ガーフィールドのお洒落な着こなしをまとめてお届け。コーデの参考にしてみて!
Andrew Garfield
[アンドリュー・ガーフィールド]
大人のコーデといえば、武骨で精悍なイメージを演出できる黒コーデが定番。確かにたくましい雰囲気を漂わせるのは大事。けれども、そればかりになってしまうと、かえって近寄りがたいキャラになってしまい、見た目で損をしてしまうことも。そこで参考にしてほしいのが、アンドリューの装い。ブラウンのロングコートを羽織り、トップはベージュのニット。ボトムはオフホワイトのチノパンと柔らかいトーンでまとめている。どうです、優しげな印象をまとうことができているでしょ? ここに武骨さを加えたい場合は、彼のように無精髭をたくわえるかサングラスを投入するといいだろう。アンドリューはシューズの色味を拾って、グリーンのニット帽でキャラ出しするテクを効かせている。
ノーカラーでスナップボタンのパデットブルゾンをレトロカラーでスタイリングしたアンドリュー。グリーンの中綿入りブルゾンが実にスポーティ。しかもブラウンのコーデュロイのパンツ合わせでエモい印象。実はこれ、〈グッチ〉のスニーカーから配色リンクさせたスタイリング! おしゃれは足元からって言葉があるぐらい、真似したいテク!
ロサンゼルスのカラバサスにあるエレホンマーケットで買い物をしていたアンドリュー。褪せ黒Tシャツにミリタリーテイストのチノパン合わせが、なんとも西海岸らしい着こなし。足元は、ちょっとそこまでのワンマイルスタイル定番のトングサンダルではなく、スライダータイプを選んでいる。こんなところから、アンドリューがトレンドに敏感なのが伝わってくる。全体を渋色でまとめている色味のバランスも素晴らしい。さすがは洒落者!
ブルーとホワイトの清潔感のあるカラーでまとめたアンドリュー。けれども、それだけではないのがシャツジャケットのディテールに注目するとよくわかる。比翼仕立ての前合わせにダブルポケットと、ミリタリー要素が入っていて、大人らしいワイルドさも加味しているというわけ。インナーのTシャツは、普通なら白を合わせがちだけど、脱いだときもサマになるようにシャツジャケットと同系色を選んでいる。こんな小ワザも実に心憎い。ちなみに、このコーデを真似したいという人は、パンツの裾をロールアップしてくるぶしを見せると軽快感が出て、夏らしい装いになるので是非どうぞ。
シャツジャケットに同トーンのシャツ、そして白Tをインナーにしたレイヤードテクを披露している。こんな感じで、アウターの下に2枚のアイテムを重ねたときも、腰まわりをスッキリと見せることができるのがタックイン効果。この場合、むしろベルトをしないほうが野暮ったく見えなくていいのかも。
この日の彼はいつもよりカラフル!? でも、よ~く見てみると、ただカラフルなアイテムを組み合わせているだけではないようだ。それは、足元で存在感を放つ〈グッチ〉をメインアイテムにしてスタイリングしたからのよう。で、スニーカーのラインの色を見てみて。グリーン=カーキのパンツ。赤=パープルのパーカ。ほら、なんとなく色合いが合っている気がしない? しかも、ドンズバじゃなくて、若干色合いを変えてのリンクというところがニクイ! 〈グッチ〉のスニーカーを象徴するカラーでリンクコーデを作るなんて遊び心満載!
グレーのロングコートにグレーのパンツ、一見ワントーンコーデに見えるものの、彼のコートにはうっすら赤いチェックのラインが見える。確かに冬は、アウターの色が落ち着きがち。しかし、彼のように絶妙な具合の柄モノならワル目立ちすることなく、ただのコート姿とは一線を画した印象に。あとは彼のマフラー使いも着こなしに個性やアクセントを加える面で効果ありなので、参考にしてみて!
黒の細身パンツとニットでトーンを揃えつつ、白シャツでしっかりヌケ感出し。もちろんこなれているが、これだけだとフツーな印象に。そこに、茶チェスターの登場。コレを羽織ることで一気に大人っぽく格上げしているのがわかる。さらに足元には黒の〈ヴァンズ〉を合わせて、見事なハズし効果まで演出。このバランス感覚、是非見習いたい!