【セレブの愛車】ジャスティン・ビーバーの愛車に加わった
ビックリ仰天な1台とは⁉
結婚してからすでに2年以上がたち、いまだ仲睦まじい日々を送るジャスティン・ビーバーと妻のヘイリー。この2人が1月30日の夜、アメリカ西海岸・サンタモニカでロマンチックなディナーと洒落込んだ。で、その後彼らが乗りこんだクルマを見てビックリ。デートカーに選んだのは、現在の愛車である〈ランボルギーニ〉ウルスや〈レンジローバー〉スポーツではなく、これまで見たこともないカタチのクルマだった!
「一体このクルマは何!?」と、まず度肝を抜かれたそのスタイリング。まるで鎧を着ているかのようなサイドパネルは完全にホイールハウスを覆っていて、車高も明らかにローダウンされている様子。マットなシルバーカラーを纏ったボディもタダモノではない。
さらにボンネット先を見ると、〈ロールス・ロイス〉のマスコット“フライング・レディ(正式にはスピリット・オブ・エクスタシー)”らしきものが見える。とはいえ、〈ロールス・ロイス〉現行モデルの中には、こんなモデルはなかったはずだが……。
で、さっそくこのクルマの正体を明かすと、コチラはアメリカのカスタムチューニング会社“ウエスト・コースト・カスタムズ”が手掛けた、文字どおりのカスタムカー。ベースとなったクルマは、前方から開く独特のコーチドアから判断すると、おそらく〈ロールス・ロイス〉のレイス。〈ロールス・ロイス〉史上、最もパワフルな動力性能を誇る2ドアクーペと称される超高級車で、6.6ℓV12エンジンが生み出すパワーは最高出力632PS(465kW)。しかも最大トルク820Nm(!)をわずか1600rpmから発生するというモンスター、なのだが……。実はジャスティンのカスタムカーは、そのエンジンを積んでいない可能性がある。
横目のヘッドライト、格子状のグリル、そして例のフライング・レディを見ると、さすがに〈ロールス・ロイス〉らしさがあるのだが、なにせそれ以外はすべてカスタム。スーパーカーのような面構えになっているあたりは、スーパーカー好きのジャスティンのリクエスト? そして、もちろん「この超ド級のエンジンも大いに気に入ったのか」と思いきや、実はこのクルマ、まさかのエレクトリックカー(電気自動車)との報道アリ。〈ロールス・ロイス〉のフルエレクトリックモデルの投入はまだまだ先のはずだから、メーカーに先んじて電気自動車に仕立てたってこと!?
もしそれが事実なら、モーターのおかげでケタ違いに速いクルマになっている可能性がある。さらにカスタムしたのが、普通のクルマは絶対に作らなそうな“ウエスト・コースト・カスタムズ”。とくれば、中身の破天荒さは推して知るべし。きっと大胆な提案で、ジャスティンを大満足させたに違いない!?