【セレブの愛車】ド迫力! ホログラムボディの
BMW i8に乗るセレブは誰⁉
1月のビバリーヒルズの路上。そこで、ホログラムボディを纏った〈ビー・エム・ダブリュー〉のスーパースポーツカーが目撃された。まるで水の上に油を垂らしたような妖艶な輝きを放つボディにパパラッチの目は釘付け。そして、そのクルマから降り立ったのは? なんと、あの元祖お騒がせセレブ、パリス・ヒルトンだった。
もうすぐ39歳の誕生日を迎えるパリス・ヒルトン。モデル、歌手、女優、そしてDJなどなど、もはやどのくらいの肩書きがあるのがわからないほどの活躍ぶりは健在。この日もビバリーヒルズで、手に入れたばかりの華やかな愛車を披露。“お目立ち好き”な性格も健在といったところだ。
パリスといえば、ご存知のとおり、華やかなクルマ好きとしても有名。これまでも、ピンクの〈ベントレー〉コンチネンタルGT、真っ赤な〈フェラーリ〉カリフォルニア、ブルーのコンチネンタルGTC、真っ白な〈レクサス〉LFA、そして黒の〈マクラーレン〉650Sなどなど、誰もが羨むスーパースポーツを中心にドライブ。そして最近になって入手したのが、ホログラム仕様の〈ビー・エム・ダブリュー〉i8 ロードスターだ。
彼女のクルマ遍歴を見るとボディカラーはバラバラ。ベッカムのように「クルマは黒好み」な~んてこだわりがないように見えるが、そこはファッショニスタのパリス。愛車で街に繰り出すときは、ボディカラーと同一の服を選んでカラーリンクさせるなど、かわいい(?)面があったりも。で、今回のi8はどうかというと、やっぱりホログラムのベースカラーとなっているピンクに合わせて、少し落ち着いたピンクのコーデでご登場。やっぱり彼女にとって、クルマは自己演出に欠かせない小道具のひとつなのかも!?
そして気になる点がもうひとつ。それは今回彼女が選んだi8が、プラグイン・ハイブリッド車だってこと。パリスにはエコとか環境保護というテーマにはおおよそ無縁な印象があるせいか、なんだか意外な気がしないでもない。
とはいえ、このi8はまさしくサステイナブルなライフスタイルにぴったりなスーパースポーツ。心臓部は、電気モーターと1.5ℓ直列3気筒BMWツインパワー・ターボエンジンに6速ATの組み合わせ。電気モーターが前輪を、そしてガソリンエンジンが後輪を駆動。電気モーターのみでも走行可能だが、状況によって理想的なトルクを四輪に分配し、インテリジェントでスリリングな走りを提供してくれる点が頼もしい。ちなみに価格は2276万円となっている。
まあ、パリスほどのセレブとなれば価格のことは気にならないとしても、彼女がエコカーを選んだことは、やっぱり時代性を反映しているのかも。そう思うと、いくら元祖お騒がせセレブといっても、なんだか好感度が高まっちゃう⁉