〈ブルガリ〉の新アルミニウム時計は、
どこが進化している!?
昨年登場した〈ブルガリ〉のアルミニウム時計は、1998年登場の初代ブルガリ アルミニウムを復刻させたモデル。レトロモダンな装いがなんともお洒落な1本だった。で、今年、新たにブルガリ アルミニウム GMTが発表された。ネイビーブルーカラーを纏った新作タイムピースは、そのエレガントでモダンな見た目に加えてGMT機能を搭載しているのが進化のポイント。さて、どのような中身になっているのか?
〈ブルガリ〉の新作は、ブルガリ アルミニウム GMT。ケース素材には、名前にあるように軽量なアルミニウムを採用。表面をザラついた風合いに仕上げているのも、前モデルと同様。ケース右側にあるリュウズとケースバックはチタン製となっている。
ネイビーブルーにカラーリングしたベゼルはラバー製。ブランド名を刻印し、ひと目でそれとわかる存在感を発揮。文字盤もベゼルと同様のカラーを配色し、トーンを統一している。で、その外周には、海外旅行の際に頼りになる24時間表示を配置。ホームタイム(日本時間)は文字盤の内側にある目盛りで表示し、ローカルタイム(海外での現地時間)をこの24時間表示をGMT針で指し示すという具合。24時間表示が2色に分かれているのは、昼と夜がひと目で認識できるよう工夫されているからだ。
3時位置には日付表示を備え、インデックスと針には、夜光塗料のスーパールミノバを塗布。デイリーユースにも、バッチリ対応。ムーブメントは自社製のキャリバーBVL192を搭載し、パワーリザーブは約42時間。ストラップは、ラバー製でベゼルと文字盤に合わせたネイビーブルーで彩色されている。
9月発売。ケース径40 mm、自動巻き、アルミニウムケース、ラバーストラップ、100m防水。41万2500円(ブルガリ/ブルガリ ジャパン)
前モデルは、黒と白のモノトーンカラーでスタイリッシュな雰囲気だったが、新作はネイビーブルーとレッドの組み合わせが実にモダンな印象。とはいえ全体にネイビーブルーを纏っているため、スポーティで高級感があり、大人にふさわしいモデルに仕上がっている。
「でも、今は海外になかなか行けないからな……」。もちろん、現在は海外旅行も困難な時期。けれども“旅は計画しているときが一番楽しい”なんていう面もあるはず。計画を立てて、必要なものを揃える。となれば、旅の相棒となるこちらのタイムピースが1番最初に入手すべきアイテムなのかも⁉
●ブルガリ ジャパン
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