〈ボール ウォッチ〉の新作ダイバーズは
発光するにもほどがある⁉
ダイバーズウォッチは、水中や暗がりで針やインデックス、ベゼルの目盛りが光るのが当たり前。そりゃそうだ。ダイバーズウォッチの定義を示すJIS規格(ISO6425に準拠)には、暗所で25cmの距離から時刻表示や作動、潜水の経過時間や残り時間が明確に確認できないとダメって書いてある。これが満たされないと? そう、潜水事故に繋がりかねないですからね。で、注意したいのが、これはあくまでも最低限の基準だってこと。もちろん時間や作動の判読性が高ければ高いほど安心・安全。だから、ダイバーズウォッチは光り方にこだわるのはとっても大事なことなんですよね。
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そこで是非見てほしいのが〈ボール ウォッチ〉の新作ダイバーズ“サブマリン ウォーフェア”。めっちゃ光っているでしょ? その秘密は“自発光マイクロ・ガスライト”にあり。これは、蓄光や電池を一切必要としない、文字どおり自発光タイプのもので、針や文字盤外周のインデックスに合計16個搭載。これにより、従来の夜光塗料の70倍(!)の輝度が得られ、しかも10年以上にわたって発光が持続するというのだから驚くほかない。ホラ、発光するにもほどがあるでしょ?
さらにコチラのダイバーズは、従来モデルよりも視認性と耐磁性にこだわって開発されたもの。視認性は先述したとおり。じゃあ耐磁性はというと、これも凄い。ご存知のとおり、時計にとって強い磁気は大敵。磁石などを時計に近づけると、止まったり精度が著しく落ちるから油断ならない。そこでこの時計は、ムーブメントを固定・保護するインナーケースに特殊合金ミューメタルを業界ではじめて採用。8万A/mという高耐磁性を実現しているから、こちらも安心というわけだ。
世界限定1000本。ケース径42mm、自動巻き、SSベゼル付きチタンケース&ブレス、300m防水。26万5000円(ボール ウォッチ/ボール ウォッチ・ジャパン)
ちなみに、アメリカ生まれの〈ボール ウォッチ〉は、もともと鉄道時計を製造していたブランド。そのため、視認性や操作性はもちろん、堅牢で衝撃に強い時計作りはお手のもの。それはリュウズをガッチリ保護しつつ完全な防水性を誇るセーフティロック・クラウンシステムを見てもわかるはず。しかもこの時計、武骨で男らしい着こなしにも滅法似合うから、海好きでお洒落なみなさんにはまさにうってつけ。是非、今後の時計選びの候補に加えてみてはいかが?
●ボール ウォッチ・ジャパン
TEL:03-3221-7807