〈ウブロ〉114個のダイヤモンドに視線集中! でも、豪華なだけじゃない魅力あり!?
冬のコーデの主役はアウターであることは間違いない事実。でも、袖口からチラリと見える腕時計も重要なのはご存知のとおり。そんな暗くなりがちな冬コーデのアクセントとして大活躍してくれるタイムピースは想像力を掻き立てる“憧れ”の逸品!?
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HUBLOT
絢爛豪華な様を言い表す言葉に“贅の限りを尽くした”というものがある。いにしえの王族が住んでいた宮殿やその内装を形容するにあたって使われることが多いように思う。それはたとえば、マリー・アントワネットに象徴されるような、革命勢力からすると体制側の権力者の生活を表現し、その言葉のどこかには、批判めいたニュアンスを含んでいるというのは、読者のみなさんも理解していただけるだろう!?(もちろん、そこには、羨望の眼差し的感覚が入り交じっているのだけれど……)
では、このネガティブな感情をポジティブな“憧れ”へと転換させるにはどうすればよかったのか。それは歴史が教えてくれる。マリー・アントワネットの有名な言葉「パンがなければ、ケーキを食べればいいじゃない」である。つまり、ここに足りなかったのは、市民的な感覚ということになるのではないだろうか!?
こんなことに想像を膨らませながら、この〈ウブロ〉の“アエロ・バン オールホワイト ダイヤモンド”を見てほしい。まず目を引くのがケースにちりばめられた114個のダイヤモンドだろう。一見するだけでは“絢爛豪華”な腕時計ということになる。しかし、この日本限定のタイムピースの魅力はそれだけではない。“アエロ・バン”は〈ウブロ〉のアイコンのひとつでハーフスケルトンのダイヤルが特徴。“アエロ=空気”の通りを感じさせるようなダイヤルからは機械式ムーブメントが見え、メカニカルな美しさを備えている。
さらに、〈ウブロ〉がコンセプトに掲げる“アート・オブ・フュージョン(異なる素材やアイデアの融合)”を体現する、ダイヤモンドとラバーとの組み合わせ。それが、この腕時計の最大の特徴だ。“ラバー”という身近な素材と贅の限りを尽くした114個の“ダイヤモンド”。この対比的な融合が単に“絢爛豪華”なだけじゃない“憧れ”の逸品となる理由だ!
SSケースにダイヤモンドベゼルとホワイトラバーのストラップを組み合わせて、ブランドのコンセプトである“融合”を表現した“アエロ・バン オールホワイト ダイヤモンド”。日本限定。ケース径44㎜、自動巻き、SSケース、ラバーストラップ、10気圧防水。281万6000円(ウブロ/ LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ)
●LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ
TEL:03-5635-7055
雑誌『Safari』1月号 P240掲載
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