LIFESTYLE HOTEL
今、東京はアートでお洒落なホテルが目白押し!
デザイン性が高く、独自のコンセプトを掲げた小規模なホテル。いわゆる "ライフスタイルホテル"がここ数年増えている。しかも、立地が王道の観光地ではないのがミソ。今、東京のホテルが大注目です。
古さと新しさが融合し、 まさにスタイリッシュ。
K5
[ケーファイブ]
金融街・兜町に構える、築100年以上の歴史的建造物をリノベーション。デザインを担当したのは、ストックホルムを拠点とするデザインユニット、クラーソン・ コイヴィスト・ルーネだ。建物の素地を生かしつつ、北欧の洗練と和のテイストが絶妙なバランスで取り入れられている。最上階4Fの客室は4.5mを超す天井高があり、その開放感は昔の建物ならでは。20の客室のうち、"K5ロフ ト"は天井から巨大なペンダントライトが吊るされ、圧巻のインパクト。オリジナル家具もセンスがいい。20時以降のチェックインでミニバー(1万8000円相当)が宿泊料に含まれる"アフター 8"、40%オフのお1人様限定プランなど、お得なプランも見逃せない。
手仕事の美と緑に満たされるモダン空間。
HAMACHO HOTEL
[浜町ホテル]
ここは、日本橋浜町のまちづくりにおける核となる、ホテル・店舗・賃貸住宅からなる複合施設。"手しごと"と"緑"をキーワードにしたホテルは170室。なかでもユニークなのが、1室のみの"TOKYO CRAFT ROOM"。デザイナー柳原照弘氏のクリエイティブディレクションのもと、国内外のデザイナーがものづくりの現場に赴き、 コラボ。年に数点、新しい作品を追加。
斬新な彩りで無二のファッショナブル空間。
TOGGLE HOTEL SUIDOBASHI
[トグルホテル水道橋]
ライトブルー×イエロー、グリーン×ホワイトなど、フロアごとに異なる2色を組み合わせた客室が84。まるでカラーセラピーのように、今の気分にあったカラーリングの客室を選ぶ楽しさがある。ロフトやバルコニー付きなど、客室タイプは10種類。首都高と線路が交差する眺望はまさにアーバンだ。デザインは代官山T-SITEを手掛けたクライン ダイサム アーキテクツが担当。
自由にアートを見てくつろげる大人の居場所。
KAIKA 東京
by THE SHARE HOTELS
[カイカ東京 バイ ザ シェアホテル]
築54年の地下1F、地上6F建ての倉庫ビルを再生。アート作品を公開保存しておく "アートストレージ"とホテルが融合。日本を代表する6つのアートギャラリーがあり、さらに開業時に公募した作品を、共用スペースに公開保管 。隣接するバーラウンジ(ビジターも利用OK)や、 地階にある宿泊者専用ラウンジで、くつろぎつつアート鑑賞できる。落ち着きのある客室は10種類73室。
●K5
住所:東京都中央区日本橋兜町3-5
TEL:03-5962-3485
URL:https://k5-tokyo.com/
●HAMACHO HOTEL
住所:東京都中央区日本橋浜町3-20-2
TEL:03-5643-1811
URL:https://hamachohotel.jp/
●TOGGLE HOTEL SUIDOBASHI
住所:東京都千代田区飯田橋3-11-4
TEL:03-3239-1096
URL:https://www.togglehotel.com/suidobashi/
●by THE SHARE HOTELS
住所:東京都墨田区本所2-16-5
TEL:03-3625-2165
『Urban Safari』vol.21 P25掲載