そこで注目したいのが、照明を変えるというワザ。部屋のコーナーにスタンドライトをプラスすれば、たちまち自分だけの空間が出来上がったり、ダイニングのペンダントライトを変えれば、料理もより美味しそうに見えます。ミニマルで美しいデザインなら、部屋の雰囲気をグッとブラッシュアップしてくれます。光の加減を変えると空間の雰囲気はガラリと変わるので、同じ部屋なのに新鮮な表情が楽しめます。さらに、インテリアにメリハリがつくというメリットもあり、その照明ならではの表情や空気感をもたらしてくれます。そんないいこと尽くめの照明を実際に選ぶ際は、スペースに合わせたサイズ感と、用途に見合う明るさや機能を備えているかどうかのチェックをお忘れなく。

形を見ればわかる人にはわかる名作、3枚シェードが美しい造形を作り出すPHシリーズのひとつ。広範囲に均一で不快な眩しさのない光を届けてくれるのが特徴です。PH 3/3 PENDANT 16万9400円（ルイスポールセン／ルイスポールセン東京ストア）

「お部屋全体を洗練された印象にできるペンダントライ 照明がキーになる。トが欲しい」。そんな願いが叶うのが、ポール・ヘニングセンの名作。ブラックメタルのシェードと柔らかな光のコントラストが、スタイリッシュな空間を演出してくれます。

ロンドンを拠点に活躍するデザイナー、マイケル・アナスタシアデスによる、独特なシルエットがなんともユニーク。空間を包み込むような柔らかな光が魅力。さらに光の拡散性が高いため、空間を均一に照らすことができます。IC F1 フロアランプ 15万9500円（フロス／アクタス）

部屋のアクセントには、存在感のあるスタンドを選ぶという手もあります。ガラスの球体と細いポールを絶妙なバランスで組み合わせたこちらは、ミニマルながらインパクトたっぷり。リビングの一角など、広めのスペースに最適です。

金属のかたまりからすべてのパーツを削り出して作られたテーブルランプ。シェードの天面に触れると4段階に光を調節でき、シチュエーションに合わせて灯りのトーンも変えられるのが嬉しい。ターン ステンレス5万9400円〈4/1～〉（アンビエンテック／アクタス）

場所を限定せずに使用したいなら、コードレスのタイプがベスト。エッジの効いたデザインが目を引くこちらはUSB充電式なうえに、防水機能付き。テーブルランプとしてだけでなく、バスルームや野外でも使えます！

3本に分かれたフレームと円筒状のシェードを組み合わせた、独特の存在感を醸し出すフロアランプ。こちらは1950年代のアメリカで使われていたランプをもとにデザインしたものです。シリンダーランプ 9万1300円（パシフィックファニチャーサービス）

光量があまり必要ない寝室のような空間には、柔らかな光の照明がおすすめです。布のシェードのタイプなら、眩しさもなく優しげな印象。ミッドセンチュリーのインテリアに馴染む、レトロモダンなデザインも素敵です。

自然光を再現する高性能なLEDライト。照明部とアームを動かすことで、1台4役のライティングが可能。ダイソン ソーラーサイクル モルフデスクライト（白）。H52mm。実勢価格7万2600円、フロアライト（黒）。H1251mm。実勢価格9万7900円（以上ダイソン／ダイソンお客様相談室）

照明器具は、一度設置したらあまり場所を変えないもの。でもこのLEDライトは、なんと4通りに使い分けられるので、これひとつで仕事や勉強用のタスクライトとしてはもちろん、寝室の間接照明まで、様々にこなしてくれます。

メイド・イン・フランスにこだわって作られ、素材の木材も現地の森の木々を製材して使用。組み立てや紐の編み上げもフランス国内の工房が手作業で仕上げているというこだわりよう。ペンダントライト ETIOLA/QUADRO 8万5800円（ラファブライト／センプレ）

ちょっと凝ったクラフト感のある照明を探しているなら、是非こちらを。木枠に紐を巻きつけた、北欧ヴィンテージランプから着想を得た繊細なデザインは、ほかにはない美しさ。ナチュラルな雰囲気は洋室にも和室にも似合います。

日本を代表するデザイナーである深澤直人氏が、モンゴルの伝統的なテントの柔らかい明かりを表現した“パオ”コレクション。LED光源をシェードの内側に収めた、クリーンでシンプルなデザイン。パオ スティール ペンダント 470 各9万7900円（以上ヘイ／ヘイ ジャパン）

インテリアの邪魔をせず、それでいて見上げるたびに、そのミニマルな美しさに目が喜ぶ。そんなペンダントライトがこちら。シックな色と艶やかな質感のシェードは、シンプルからモダンまで、幅広いインテリアにハマります。