好印象“ネイビー×白”を、 冬着こなしで生かす方法!
ファッションって結局のところ「自分の好きな服を好きなように着たらいい」とは思うけれど、いい大人としては好印象を獲得するのも大事ですよね? であれば、好印象をダイレクトにアピールできる“ネイビー×白”コーデを積極的に取り入れるのが得策。もちろんそこでは「お洒落に見える」ってこともポイントになるんだけど、今の季節なら、どんなアイテムをどのように使うのがいいのだろうか?
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というわけで、今回フォーカスするのが冬カジュアルの定番、ネイビーのコートを使った着こなし。サンプルケースとして、ベーシックなダッフルコートで着こなしを考えてみた。なにせコチラは、冬アウターの中では若々しさがありながらも、ネイビーということで決して子供っぽくなりすぎないという優秀な1着。クリーンな印象の白アイテムと合わせれば、重たく見えがちな冬カジュアルも軽快に。さらに大人に必要な品のよさも演出することができる。ではさっそく、好印象を叶える4つのコーデ例を見ていこう。
ダッフルコート6万3800円(ロンドントラディショナル/Safari Lounge)
細身のすっきりとしたシルエットのM5モデルをベースに、深みのあるネイビーカラーで別注したのがこちらのダッフルコート。イギリスの伝統的なアウターらしく、厚手でしっかりとしたウールメルトン生地を使った、タフな作りと温かみのある素材感が最大の魅力。黒に近いダークネイビーが精悍な顔つきを見せつつ、ヒップがちょうど隠れるくらいの膝上丈でアクティブな印象も。これならカジュアルから上品な着こなしまで、難なくこなせるはず!
ダッフルコート6万3800円(ロンドントラディショナル/Safari Lounge)、パンツ3万1900円(ナナミカ/ナナミカ 東京)、スニーカー2万900円(エストネーション)、その他はスタイリスト私物
コートを主役に、ケーブルニットやスポーティなパンツ、スニーカーまで全て、大人の落ち着きを表現できるネイビーワントーンでまとめたスタイリング。コンサバ的でお堅い印象にならないよう、ボトムにスポーティなアイテムを合わせたのがお洒落のポイント。また、これだけだと重たくなってしまうところを、インの白カットソーの裾出しで、さりげなく軽快な表情を演出。白を効かせることで、ダークなネイビーコーデがずいぶんと好印象に傾くという典型的な例!
ダッフルコート6万3800円(ロンドントラディショナル/Safari Lounge)、ニットパーカ2万9700円(エストネーション)、スウェットパンツ1万8700円(サルベージ パブリック/Safari Lounge)、スニーカー3万800円(ニューバランス/ニューバランス ジャパンお客様相談室)、その他はスタイリスト私物
スポーティかつ爽やかさの演出も好印象に繋がるもの。というわけで、お手持ちのスポーツ系アイテムを、ネイビー×白合わせに則って作ったのがコチラ。ポイントになるのが、インに重ねた白パーカ。顔まわりを爽やかに見せたいときにはコレが一番。カジュアル感強めのデザインだから、ネイビーコートの真面目な雰囲気を柔らかく崩してくれる効果も期待できる。しかもこれ、ニット素材だから小僧っぽくラフに見えすぎるという心配もナシ。 ボトムのスウェットはちょっと明るめのネイビーを選び、全体を平坦に見せないひと工夫があれば完璧!
ダッフルコート6万3800円(ロンドントラディショナル/Safari Lounge)、オフホワイトのクルーネックニット3万3000円(シーグリーン/Safari Lounge)、デニムパンツ2万5300円(アッパーハイツ/Safari Lunge)、スニーカー2万900円(エストネーション)、サングラス4万1250円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)
コチラは清潔感と品のよさで魅せるオフ白ベースの着こなし。白が多いぶん、なんだか気取った雰囲気になりそうだけど、ネイビーコートで引き締めれば大丈夫。上品さを損なわずに上手にバランスが取れる。で、こんな着こなしには、落ち着いたオフ白ニットがお誂え向き。知的な印象が増すうえ、センスのよさが滲み出るのがこの手のニット。これをネイビーのコートと合せると、好印象を得られないはずがない。ただこの場合、ボトムがスラックスタイプだとちょっとお堅い印象になるかも。で、選ぶべきはカジュアルなホワイトデニム。これをスニーカーと合わせると力が抜けた雰囲気が加わり、こなれ感が急上昇するってもの。是非お試しあれ!
ダッフルコート6万3800円(ロンドントラディショナル/Safari Lounge)、パーカ2万5300円(セーブ・ザ・ダック)、デニムパンツ1万9800円(ジャパンブルージーンズ/ジャパンブルージーンズ児島店)、キャップ7700円(シーグリーン/タトラス コンセプトストア 青山店)、その他はスタイリスト私物
白のあしらいは足元だけ。それでも、お洒落で好印象が得られる着こなしができる。そのポイントとなるのが、上手なネイビーの濃淡作りと単調にならないアイテム合わせ。たとえばコチラのコーデは、ネイビーコートにキルトパーカ、そして濃紺デニムといった組み合わせ。すべてネイビーだけど、ウールにデニム、そしてナイロンと、トーンと質感が違うアイテムを組み合わせることで、豊かな表情が演出可能に。ネイビーだけでも十分お洒落感を印象づけられる。とはいえ、気を付けたいのは足元の白スニーカー。コーデのヌケ感出しには欠かせない大事なアイテムだけに、ここがうす汚れていては好印象も台ナシ。やっぱり「お洒落は足元から」ということを肝に銘じておいて。
●エストネーション
TEL:0120-503-971
●Safari Lounge
URL:https://safarilounge.jp
●ジャパンブルージーンズ児島店
TEL:086-486-2004
●セーブ・ザ・ダック
TEL:03-6822-7062
●タトラス コンセプトストア 青山店
TEL:03-3407-2700
●ナナミカ 東京
TEL:03-5728-3266
●ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-7120
●ルックスオティカジャパン カスタマーサービス(オリバーピープルズ)
TEL:0120-990-307
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Satomi Maeda