1964年の東京五輪から着想を得た
〈ゴールデングース〉のコレクションとは!?
連日、アスリートたちによる熱戦が繰り広げられている東京2020オリンピック・パラリンピック。ご存知のように、東京での大会開催は今回で2回め。1964年に行われた前回大会は、アジアではじめて開催されたオリンピックだった。そして、この’64年の東京オリンピックを賞賛するカプセルコレクション“ゲーム エディション”が、〈ゴールデングース〉から登場。オリンピック真っ最中だからこそ、一体どんな内容なのか、気になりますよね?
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展開されるのは、定番のスニーカーに加え、Tシャツやパーカ、ジャージといったスポーティアイテム。デザインの背景には、オリンピックの伝統と日本のミニマルなライフスタイルがあるそうで、’64年に向けて整備された駒沢オリンピック公園や、黒川紀章の設計で’70年代に建てられた中銀カプセルタワービル、モダンな東京を凝縮したような渋谷宮下パークなどがベースになっているという。そこへゴールドやシルバーといったメダルを思わせる色合いを取り入れ、イタリアらしい洒落た雰囲気に仕上げている。ではさっそく、そのコレクションの一部を見てみよう。
2万4200円(ゴールデン グース/ゴールデン グース 東京店)
肩の部分が大胆な切り替えになったラグランスリーブTシャツ。袖のステッチを見せない作りにすることで、色だけが違っているように見えるのもユニーク。胸のGAMEの文字はリフレクター素材。街使いからスポーツスタイルまでこなせる、センス抜群な1枚となっている。
トラックジャケット4万6200円、トラックパンツ4万6200円(以上ゴールデン グース/ゴールデン グース 東京店)
通気性抜群な薄手メッシュ素材で作られたトラックジャケットと、ナイロン素材のトラックパンツ。カラーパネルがクールなジャケットは、ややゆったりとしたシルエット。それに対してリフレクター素材のロゴをライン使いしたボトムは、裾にかけてグッとテイパードした美脚シルエットになっている。上下を別に使って、スポーツミックスコーデに使うのもいい。
3万5200円(ゴールデン グース/ゴールデン グース 東京店)
スウェット素材のプルオーバーパーカをベースに、袖をカットオフしたようなワイルドなデザインに落としこんだ1着。ロゴ入りのドローコードはリフレクター素材になっていて、アクティブ感満載なうえに、ちょっとしたお目立ち効果も期待できる。夜のランニングなどに使うのもアリかも。
7万2600円(ゴールデン グース/ゴールデン グース 東京店)
アメリカのバスケットボールや’80年代カルチャーにインスパイアされた“ボール スター”を、このコレクション向けにアレンジした1足。ブランドの特徴であるカラフルな色使いや汚れ加工も存分に楽しめて、個性あふれる1足に仕上がっている。ゴールドメダルモチーフの飾りがつくなど、遊び心もたっぷり。
8万3600円(ゴールデン グース/ゴールデン グース 東京店)
まさにゴールドメダルを思わせるカラーリングがリッチなランニングシューズ。ボリューム感のあるソールに手描き風の文字やペイントをあしらい、独特な世界観を表現している。かなり厚底の作りなので、さりげなく脚長効果も期待できる。スポーティなブラックコーデのアクセントにも有効だ。
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text:Kunihiko Nonaka(OUTSIDERS.Inc)