【スニーカー】洒落者を熱狂させる、 “エア フォース 1”が不動な理由!
なにかと騒がしいスニーカーシーンだが、今年のニュースな1足といえばやっぱり〈ナイキ〉の“エア フォース 1”だろう。誕生から40周年というアニバーサリーイヤーである2022年。折しもクラシックなスニーカーへ回帰する動きもあることから、かなりの注目が集まっている。もはや大定番モデルではあるが、その魅力に改めて迫りたい。
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誕生は1982年。ナイキエアを搭載した〈ナイキ〉初のバスケットボールシューズとして、ハイカットモデルがリリースされた。翌年ローカットモデルが登場。今でこそローテクな部類だが、当時はエアの搭載やハイグリップなピポットポイントソール然り、ハイテクを詰め込んだモデルだった。
1986年に一度廃盤となるも、その後復活。その人気をバスケットコートからストリートへと移していく。主に支持されたのはヒップホップシーン。ボリュームのあるシルエットは、ルースなコーデと馴染みがよかった。そうして、音楽やファッションカルチャーと密接な関係を築いていった“エア フォース 1”は、様々なコラボやバリエーションを拡大。〈ナイキ〉における大定番の地位を確立した。
40周年を迎えた今年、様々なコラボやハイブリッドモデルなど多彩なモデルが登場している。ファッションシーンをヒップホップが牽引し、さらにハイテクからローテクへとスニーカートレンドが移行しているとあって、まさに“エア フォース 1”の存在感はますます高まっている。
《大定番はコチラ!》
各1万1000円(以上ナイキ スポーツウェア/ナイキ カスタマーサービス)
基本的なデザインは踏襲しつつも、マイナーチェンジが行われている“エア フォース 1”。現在スタンダードなモデルにおいては、2007年にモデルチェンジされているものとなる。シューレースにあしらわれたAF1の刻印入り金属プレートは、当時から追加されたものだ。
各1万7050円(以上ナイキ スポーツウェア/ナイキ カスタマーサービス)
斬新な提案として今注目を浴びているのが、リアクトテクノロジーとの融合モデル。トウで昔ながらの“エア フォース 1”のアイデンティティを誇示しつつ、ヒールに向けてハイテク要素を組み込んだハイブリッドデザイン。ドロップインソールで履き心地も向上。
1万5400円(ナイキ スポーツウェア/ナイキ カスタマーサービス)
1982年にハイカット、翌年にローカット、そして1994年に登場したミッドカットをベースに、レザーとスラブキャンバスの異素材使いでアレンジ。アッパーのカラーリングだけでなくソールのフェードカラー、そしてシュータンのタグなど、ヴィンテージな仕上がりに。
1万5400円(ナイキ スポーツウェア/ナイキ カスタマーサービス)
40周年を記念して様々なバリエーションが登場する中、この1足は実にユニーク。サンクラブ コレクションからの展開で、大胆にしてシックなバイカラーデザインに加え、スウッシュにサメの背ビレをあしらうことで、ビーチな遊び心を楽しませてくれる。
1万2100円(ナイキ スポーツウェア/ナイキ カスタマーサービス)
カラバリが豊富なのも“エア フォース 1”人気の要因。こちらは、ホワイト×カーキ。こんなシックなカラーリングなら、大人の秋コーデにも馴染んでくれる。ナイキ バイ ユーで、オリジナルカラーリングを楽しむのも悪くない。
ヒップホップで人気と述べたが、ダッドスニーカー人気やアメカジ人気からブーツへの注目が高まるなど、ヒップホップに限らず足元にボリュームが求められる傾向にある。“エア フォース 1”は、つまり全方位にマッチするってわけだ。
●ナイキ カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77
photo : Tomoo Syoju(BOIL) styling : Takumi Tagawa text : Masafumi Yasuoka